2兆円の使い方

08年11月15日 | とし子からの手紙 | コメント1通

「定額給付金」の財源額は2兆円。1回だけばらまくのではなく、社会保障費を2200億円毎年削減するのをやめ、来年4月からの介護保険料の値上げをやめる。そのために活用してはどうか。

また、公的保育制度を維持するのにも活用できる。こどもや高齢者への配慮が必要だとわかっているのなら、制度の拡充のための政策を出すべきだ。

石原健三先生ありがとうございました。

08年11月14日 | とし子からの手紙 |

教員として40年、こどもと学校を愛し、得意の版画を使ってこどもたちに命の大切さをつたえつづけられた石原健三先生が、亡くなった。享年90歳。もうすぐ、4人目のひ孫が生まれるというのに・・・。

今年の夏ごろから、体調をくずされ食欲がなく点滴をすることが多かった由。やっと秋が過ぎ、年末に生まれるひ孫の顔を見るのを楽しみにしておられたらしい。

いつも向学心旺盛で、どんどんチャレンジされる姿は人望を集め、町内会長や老人クラブの会長を長く勤められた。私はご縁が深く、いつも励ましてくださって、推薦人にも快くなってくださった。

先生は、版画院展の会員で、たくさんの大作を作られた。岡山城36景は秀逸である。東山公民館まつりにはいつも懸賞として作品を提供された。私がいつも応募して当たらないのをご存知で、ある日ハガキで「家にきなさい。1つ好きなのをあげるから・・・。」と書いてあった。

さすがの私もおたづねしなかったが、我が娘と同級生のお孫さんを通じて、届けてくださった。dscn0201.JPGその作品は今我が家の居間にドカンと存在感を示している。

最後までオムツをすることなく、入院は1日で、「延命治療はしないで・・」と意思表明され、眠るように逝かれたと言う。

先生、ありがとうございました。どうぞ、やすらかにお休みください。

豊橋市と大阪市に行ってきました。

08年11月13日 | とし子からの手紙 |

子育て支援で、児童クラブも放課後こども教室も教育委員会が所管する豊橋市。岡山市と同じで、児童クラブを中心に放課後対策をとっていました。dscn0198.JPG公営が多く、民営は保護者会が運営していて、岡山と同じく大規模教室の解消が課題。民間運営が困難になったら公営にして運営していました。プレハブとはいえ岡山と比べるとずっと立派です。

民営でも生活保護世帯や非課税世帯は減免制度があり、利用料が無料です。公営で月6000円の負担です。dscn0200.JPGあわせて、放課後こども教室は、100日以上開設で、時給950円の有償ボランティアとのこと。岡山の35日程度に開設とはちがっています。

岡山の児童クラブの見直しの必要性を改めて実感しました。

大阪市は、クレオ大阪中央を視察。男女共同参画施策についてです。平松市長は、男女共同参画についてマニュフェストではふれていないようですが、財団法人女性協会に指定管理で、センター運営はまかされていました。クレオ北(市内に5館)では、男性の相談も実施していました。

DV施策では、岡山はひけをとりません。しかし、関係者ネットワーク会議や女性のチャレンジ支援には学ぶところがあります。

全国シェルターシンポの案内をして、参加を求め再会を楽しみに大阪をあとにしました。

視察の行きかえりで、大藪順子さんの著書を読みきりました。性暴力禁止法の必要性を実感しました。

11、12全国統一行動・・・看護師たちがストライキ

08年11月12日 | とし子からの手紙 | コメント1通

dscn0197.JPG今、労働組合は秋闘の最中。年末のボーナスなど暮らしを守る闘いとあわせて、患者さんたちの命を守ることを自らの願いとして看護師は闘う。

私も看護師の一人、働きながら子育てをし、介護をし、がんばることのしんどさが手にとるようにわかる。

こうした闘いを、心から応援したい。今日は全国でこうしたとりくみがなされる。みんなで力えお合わせて、道を切り開いていこう。

定額給付金評価せず・・・58%

08年11月11日 | とし子からの手紙 | コメント1通

一人1,2万円(高齢者と義務教育の子どもは8000円加算)を出すという「定額給付金」の評判が悪い。今日の新聞報道では、58%が評価しない・・・と。

私が実感している市民の声も同じだ印象だ。国民は馬鹿じゃない。政府の出す景気対策は他に必要な対策があるとわかっている。

共産党は、内需というのならまず雇用をしっかり守ること・・・給料をきちんと保証することを企業の責任として求めるのは政治の役割だと考える。もちろん、中小企業の自己責任ではなく、中小企業の支援環境を整えるのは政冶の役割だ。

麻生内閣は子国民の暮らしの実態に立つことができない。国民の暮らしの感覚とずれている。だから、内閣支持率が下がっている。とにかく、最後は消費税増税で穴埋めだ・・・というのはやめてほしい。

民主党まで増税路線というのもいただけない。政冶は税金の再配分が仕事・・・どう集めて、どう使うか。

儲けたところから集めて、くらしや命のために使うのは当たり前のこと。弱肉強食は政冶にあらず。

消費税の食料品非課税を共産党は主張している。生きるための費用の税金負担は減らしていい。

大藪順子写真展

08年11月10日 | とし子からの手紙 |

dscn0196.JPG「STAND・立ち上がる選択」の著者で、フォトジャーナリストの大藪順子さんの写真展が開かれている。

さんかく岡山のロビーである。あと12日の1日となった。ぜひみていただきたい。dscn0195.JPG

私は1枚1枚の写真にその人の苦悩を感じた。性暴力は魂の殺人である。

大藪さんはレイプ被害者である。そこから立ち上がり全米で性暴力被害者の写真プロジェクトを展開した人だ。

日本には、「性暴力禁止法」がない。全国シェルターシンポジウムでは、「性暴力禁止法をつくろう」というシンポが企画されている。超党派の女性議員が力をあわせ作ったDV防止法に続いて、あらゆる性暴力を許さないしくみをこの国で作りたい。

私は、そのシンポの担当者である。11月22,23日は、ぜひ川崎医療福祉大学での「全国シェルターシンポ」に来ていただきたい。15日までは、受け付けている。当日受付はないので要注意。

操南ふれあいまつり、協立病院健康まつり、うさぎの家まつり・・・市民力はすごい!

08年11月9日 | とし子からの手紙 |

dscn0187.JPG朝から曇り空。今日は各地で手作りのまつりがあった。

操南学区では、毎年盛大にふれあいまつりが開催。昨日から準備されたテントが立ち並ぶ。今年が9回目の実績をもつ。よく練られたプログラムで、6ヶ月まえから準備されるとのこと・・・。学区独自の認定基準にもとづく「お宝認定」はほのぼのとする。百歳になった3人、95歳になった11人のみなさんおめでとうございます。

dscn0188.JPG旭東学区では、協立病院健康まつり。健康講座、ピエロもやってきた!ためになって、おもしろかった。孫はピエロをみて固まっていたが、ふうせんをもらってうれしかったらしい。dscn0190.JPG

dscn0192.JPG三勲学区では、ふれあいサロンのうさぎの家が地域交流の祭りを開催。徳吉町の一角にある民家を在宅支援の拠点にして、週4回会所。「であい、ふれあい、支えあい」を合言葉に運営されている。dscn0193.JPG

ボランティア体験交流の時間があったが、自然体で楽しくかかわっておられる様子が伝わってきた。

バザー、手作り弁当、野菜、作品などが販売されていた。私は、コスモスの花とうさぎの色紙を購入。2つで3百円。季節に飾らせていただきますね。私はこうした地についた「サロン」を町内会単位でつくることを市として応援しようと提案しているところである。