「一回こっきりの給付金でなく、毎月の保険料を1000円でも安くしてほしい」
自民・高名の政府は「給付金」(一人1,2万円)を交付しようとしている。財源は2兆円・・・。
地域を歩くと、市民の声が聞こえる。後期高齢者のHさんは次のように話した。
「年金は5万円そこそこ・・・。給付金をだすというけれど、私は一回だけのお金より1月の保険料をたとえ1000円でも安くしてほしい。それは、ずーと続くことだから・・・。」
まったくそのとおりである。
申請主義にしたら、高所得者は申請しないのではないか・・・との検討がされているらしいが、実状をまったく理解していない。良し悪しは別としても、所得制限を設けると給付時期が遅くなるので制度化しないというのも政策としての制度設計の誤りではないのか・・。自民・公明党の政策能力に疑いを持つ点だ。
Aさんは「崎本さん、食料品を消費税非課税にできないかねー・・。生きていくのに食べないわけにはいかないからね・・。」といった。
ヨーロッパ諸国は「消費税」の食料品税率を下げているところが多い。日本共産党は、消費税増税なしの財源確保策を示しているが、食料品非課税も提案している。
庶民の実態をふまえた財源確保の道があることを知っていただきたたい。
社会保障協議会が市と懇談
市社保協と岡山市が介護保険制度、国民保険制度、就学援助制度などについて懇談した。現場の切実な声を伝え、市民の実情にたった制度の改善を求めた。
介護保険は現在第4期の計画を策定中。来年4月から保険料が変わる。値上げ必至・・・といわれる中で、介護報酬が3パーセント上がると平均が6000円前後の保険料が予想されている。社保協は、もちろん軽減をもとめている。
「世帯所得でなく個人所得で保険料や利用料を考えるべき・・・」
「資格証明書の発行は、実態をよくつかんで悪質なものに限定すべき・・」など切実そのものだ。
「保険あって、サービスなし」という理不尽な制度をやめよう。市は、必要な人に必要なサービスを保証しなければならない。懇談会はまさに、実態を知るいい機会になっている。市民と共に知恵を使って、いい制度に変えよう・・・そんなメッセージは届いただろうか。
消費税値上げの大合唱
麻生総理が、3年後の消費税値上げを口にした。10パーセントだと・・・。
昨日は、政府の社会保障国民会議が「2015年には、3,3?11パーセントの引き上げ」を報告した。1パーセントで2,5兆円の国民負担といわれる消費税。4人家族で計算すると、年間3,2万円の負担が増える。
自民党・公明党は、1度きりの「給付金」を出して、永遠に負担を増やす消費税増税でガッポリむしりとろうというのか・・。選挙目当ての「買収」のような制度をつくって恥じないところに、私は政府の限界をみる思いがする。政策能力と展望に欠けている。
日本でも発想の転換が必要だ。消費税増税は、民主党も同じ・・・。共産党を大きくしてこの国を変えよう。
全国シェルターシンポジウムの実行委員会
11月22、23日開催の全国シェルターシンポが近づいてきた。今日は、官民共同の実行委員会があった。
参加者は、750人近くなり、目標の800人に近づいた。11月15日までは申し込みができる。ぜひご参加いただきたい。
この開催を機に、全県の施策を前進させたい。手作りの実行委員会にスタッフとしてかかわっている。みんなで力を合わせて、ひとつのことを成し遂げるしんどさと楽しさを味わっている。
なんとしても成功させたいと思っている。