性暴力被害ホットライン(全国電話相談)始まっています・・・0120?37?7867(月、金、日曜日の15時?21時)

09年10月24日 | とし子からの手紙 |

dscn0670.JPG10月2日?2010年1月31日までの期間、性暴力被害ホットラインで電話相談を受けています。月曜日にはセクシャリマイノリティの勢被害の相談も受けます。

DV、性暴力、人身売買被害に対応した電話相談です。英語、タイ語の相談は第3、第4金曜日です。

今、全国で性暴力禁止法をつくろう!!と運動しています。性暴力は魂の殺人です。なくしていくための仕組みをつくりたい・・と思っています。

決算委員会報告

09年10月22日 | とし子からの手紙 |

dscn0668.JPG昨日は歳入と企画局の審査。

岡山市の08年一般会計は、0,5%の減。内訳は、市税と使用料、手数料は増え、国と県などからの収入は減・・・という状況。

ゴミ収集有料化、下水道料金値上げ、介護保険料の一部値上げがあった。昨年といえば、世界経済不況が始まった年で、派遣ぎりなど失業者の増加や原油高騰などの影響も出て市民生活は大変だった時期だ。その前の定額減税の廃止などもあり、収入は減でも税金は増・・という年だった。

支出では職員が250名減だから、その支出が減った。

結果、基金への積み立てをしても差し引き約40億円の黒字となった。

つまり、収入は市民負担増で支え、支出は人件費の減(職員の負担増)で支えたことになる。

私は、国が三位一体改革の名のもとに地方財源を減らし、県が市への理不尽な補助率削減をする中で、その影響は市民に来ていることを指摘し、国や県に対する市の姿勢が問われていると問題提起した。

中区役所の賃貸料が高すぎること、5年6ヶ月間固定されている契約になっていることも妥当でないことを指摘した。実際2年経つと同じ物件が、1割以上安くなっているのだ。駐車場あわせて月370万円近い「家賃」は市民から理解されないだろうと思う。

金額決定に当たり、鑑定評価をせず、職員が「独自の調査」をもとに交渉し、「高くない」と判断していたことが解かった。私は賃貸契約のあり方を再点検することを強く求めた。

生活保護の母子加算復活のために、「高校就学・学習支援を削減」はおかしい!軍事費を削れ!

09年10月22日 | とし子からの手紙 | コメント2通

「生活が苦しくてもこどもは高校に行かせたい・・」と思うのは、親心だ。高校授業料無償化をせずに、母子加算と引き換えに高校就学や学習支援の制度をなくすのは自立を阻害するのではないか・・・と私は思う。財源の確保ができないというのなら、軍事費を削ればいい。

「米軍への思いやり予算は、国民生活優先だから中止します」と説明すれば、アメリカはNOとはいえない。

無駄をなくすといいつつ聖域を持っていることは許されない。アメリカのために使う軍事費への態度を民主党を見るときの試金石のひとつ・・と私は考えている。

「国民のくらし第一」を守ってもらわなければならない。そのためなら、共産党は建設的提案を惜しまない。

貧困率15,7%・・・先進国でワースト4!

09年10月21日 | とし子からの手紙 | コメント1通

事実をきちんと明らかにすることは大切だ。事実をふまえて政策はつくられなければならない。

政府がはじめてOECDの基準の貧困率を出した。2006年分だが、年所得114万円以下が15,7%という現実が明らかになった。これが小泉改革の結果である。自民党と公明党はこの現実を産み出した張本人である。どう思っているのだろうか・・・。

昨日決算委員会で、料金課の設置理念が議論になった。徴収と賦課を分けて料金課は「徴収業務」に当たる。5つの料金だが、大半は国保料だ。徴収の推進委員がいるが、基本給は8万円で、徴収額に応じて「能率給」がもらえるというしくみだ。

しかし、国保加入者は年所得が200万円以下が76%・・・。払いたくても払えない人は多い。実態把握は誰がするのか。取立てに行く人と保険料を決める人が違うこと、つまり局も担当課も違う・・・というために弊害が起こっている。他の議員からも指摘が続き、そもそものあり方について再検討を求めた。

市内の貧困率の実態をふまえた政策が求められる。

金木犀のいい香り

09年10月20日 | とし子からの手紙 |

dscn0666.JPG我が家にも金木犀の木がある。今、花が満開である。いい香りが周辺に漂う・・・。

今週末は玉井宮の秋祭りで、だんじりを出す。祭りと金木犀はこの季節の風物詩である。

議会は今日から一般会計決算委員会がはじまる。8日間しっかりチェックしたい!!

ワクチンを接種しましょう!・・・行政は予防医療にもっと力を入れて!

09年10月19日 | とし子からの手紙 | コメント1通

dscn0662.JPG「いのちの山河」という映画をご存知だろうか。旧沢内村の「生命尊重」の行政執行を実践した深沢村長と村人たちの物語である。

日本ではじめて老人医療費の無料化を実施、徹底した健康づくりや予防医療に取り組んだ。乳児死亡を「この子の運命」とあきらめていた村が乳児死亡率ゼロを達成する取り組みは、学ぶべきことが多い。

「沢内村奮戦記」(あけび書房)をぜひ読んでいただきたい。

さて、昨日は保険医協会の公開講座に参加した。テーマは、「ワクチンの話」である。日本は予防に力を入れてない国だ。診療報酬が予防軽視の体系になっている。

看護でも「床ずれ」をつくるとお金になるが、「床ずれ」をつくらないために手間隙かけても評価されない。いつもおかしい・・・!と思っていた。

病気も同じで、病気になると薬や器械でお金になる(人の技術は評価が低い)が、病気にならないための予防接種などの予防はあまり評価されず公費接種の種類はアメリカの半分だ。

ワクチンは予防に効果があることははっきりしている。しかし、5種類以外は自己負担なので、お金がかかる。新インフルエンザワクチンは、13歳以下が2回接種で6000円余かかる。ヒブワクチンは1回が7000?8000円である。

副反応についての懸念があるが、感染したときのリスクとは比べ物にならないケタ違いの少ない数字だ。医療費は言うまでもなく感染しないほうが少ないことはご承知のとおりだ。

沢内村の医療費は少ない。病気にかからないようにするための村民と行政ぐるみの取り組みが「健康台帳」でわかるようになっている。5000人の村に保健師は4人!!岡山市で言えば、560人の保健師がいる体制でのとりくみだ。岡山市の保健師は政令市基準に8人不足していた・・・と記憶している。

予防にもっともっと力を入れるべきではないか。本気で健康づくりや予防医療に取り組めば、沢内村のように病院は赤字でも国保は黒字になり、何より住民の「苦しみ」を減らせる。

私はその道を提案したい。

子宮頚がんワクチンが認可された。12歳ごろの接種が望まれる。ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種も補助制度の導入をして進めたい。感染症は予防できるのだから・・・。

無駄を削るなら軍事費を削れ!財源が足りないなら大企業の優遇税制をやめるべき!

09年10月17日 | とし子からの手紙 | コメント1通

dscn0646.JPG政府は予算編成中。大きな戦略がないから、四苦八苦しているように見える。

今までの予算編成を変えるときの物差しを示すことが大事。国民は、自公ハダメといったけど、民主党のマニュフェストをOKだといったんじゃない。国民の声をもっと真剣にきいてはどうか・・・。

これまでの予算編成の聖域は軍事費(アメリカ奉仕)と財界奉仕。ここにメスが入れれなかったら、庶民増税に行かざるを得ない。私は今こそ国民の暮らしを守るために、軍事費を削り、政党助成金をやめればいいと思う。税金は儲けてきた大企業に納めてもらい財源確保を!・・と思う。

しかし、今のところその2つの聖域にメスがはいったとは見えない。軍事費は今年並みの4兆7千億円だ。

民主党の「生活が第一」の公約が問われている。

l高速道路の無料化を・・・という声はそれほど多いとは思えないのに「マニュフェスト主義」にこだわりすぎる姿勢が気にかかる。