決算委員会報告

09年10月22日 | とし子からの手紙

dscn0668.JPG昨日は歳入と企画局の審査。

岡山市の08年一般会計は、0,5%の減。内訳は、市税と使用料、手数料は増え、国と県などからの収入は減・・・という状況。

ゴミ収集有料化、下水道料金値上げ、介護保険料の一部値上げがあった。昨年といえば、世界経済不況が始まった年で、派遣ぎりなど失業者の増加や原油高騰などの影響も出て市民生活は大変だった時期だ。その前の定額減税の廃止などもあり、収入は減でも税金は増・・という年だった。

支出では職員が250名減だから、その支出が減った。

結果、基金への積み立てをしても差し引き約40億円の黒字となった。

つまり、収入は市民負担増で支え、支出は人件費の減(職員の負担増)で支えたことになる。

私は、国が三位一体改革の名のもとに地方財源を減らし、県が市への理不尽な補助率削減をする中で、その影響は市民に来ていることを指摘し、国や県に対する市の姿勢が問われていると問題提起した。

中区役所の賃貸料が高すぎること、5年6ヶ月間固定されている契約になっていることも妥当でないことを指摘した。実際2年経つと同じ物件が、1割以上安くなっているのだ。駐車場あわせて月370万円近い「家賃」は市民から理解されないだろうと思う。

金額決定に当たり、鑑定評価をせず、職員が「独自の調査」をもとに交渉し、「高くない」と判断していたことが解かった。私は賃貸契約のあり方を再点検することを強く求めた。