出会いと気ずきの週末
土曜、日曜は様々な学集会や総会に参加。多くの出会いと気ずきがあった。
京都の生存権裁判の原告の話は医療ソ―シャルワ―力―の研修会で企画された。「人間らしく生きるとは」を真剣に考えなければならない。この裁判は、ナショナルミニマムのあり方を問うことになる。
憲法25条にこだわっている私は、無関心ではいられない。
?透析治療をしている皆さんのつくるNP0法人の総会へ。看護師時代からのご縁がある。久しぶりにお会いできた人も多くうれしかった。安心して療養できる環境をつくるための政治の責任は重い。
チャイルドラインの講座では、いじめ問題について考えた。絶対の信頼をもてる人がいれば「一人は怖くない」。一人になるのが怖いと、いじめの参加者になってしまうのでは…の問題提起には考えさせられた。
福祉オンブズの総会と、記念講演会へ参加。水谷弁護士が、老い支度について、とりわけ成年後見制度の利用の課題について語った。年間20?40万はかかるとされる費用の公的補助の必要性も提起された。人権擁護の問題として取り組もう。
夜は、ゴミの説明会。富山と旭操学区の2つの会場へ。どちらも小学校の体育館いっぱいの人。疑問の声が多く出た。来場の皆さんは、ゴミ問題に関心の高い人々である。集まったといっても、学区の0.04%だ。その熱心な皆さんの声を、岡山市がどのように受け止めるのかは、今後のゴミ行政にとって大きい。議会は、この市民の声を生かさなくてはならない。私は、市民の声を議会に反映して論戦を挑みたい。
市民の力は大きい。市民がその気になれば、政治は必ず動く。
沖縄県議選は、与野党逆転だ。あきらめない限り、国民が主人公の政治は実現できる。
会員の1人として、岡山県看護協会総会へ
私は看護師です。議員となってからもずっと個人会員です。看護協会は、職能団体ですが、看護連盟は政治団体です。看護連盟は、自民党支持で他の政党所属の議員は推薦しません。
看護職出身で、いくら看護協会の活動に参加していても推薦対象にならず、看護職でなくても自民党であれば支持する理由についてたずねたことがあります。答えは、政権政党でないと、予算がとれないから…という答えでした。驚きました。私は、与党ではありませんが、看護職の要求はよく理解しているし、その実現のために取り組んできました。
地方自治体では、自民党会派は少なく、国とは事情が違います。要求実現のためには、超党派を視野に入れて、運動することが必要です。そうすればもっと県民・市民のニ―ズに答えるために、看護協会は、力を発揮できると思います。私は、力を合わせたいと思います。日本共産党は、いつも手をつなぎ願いを実現したいと思っています。
今の自民党は、市民の気持ちとずれています。残念なことです。
岡山市は、国に対して、乳幼児医療費の無料化制度を国として作るよう要望しています。ところが、国会議員との懇談会の席上で、阿部俊子衆議院議員は、「そんなことをするから小児科医が足りなくなる」と発言したそうです。3区選出で、岡山市のことはよくご存知ないのかもしれないけれど、私は同じ看護師出身の議員として恥ずかしく思いました。看護職の自覚が足りないと…。自民党の議員である前に看護職としての使命を忘れてほしくない。私は、いつもそれを肝に銘じています。