市民税が上がって…

08年06月18日 | とし子からの手紙 |

Sさんから相談があった。

「妻は、障害があって、私が介護している。年金は変わらないのに、税金があがった。15000円も上がったのは納得がいかない。」と…。

早速調べた。昨年との違いは扶養控除の申請がされていないことだとわかった。申請用紙をもって届けた。これで、非課税あつかいになるだろう。

Sさんは、夫婦とも80歳を過ぎた2人暮らしである。妻と2人でつつましく、支えあっていきておられる。そういう高齢者を社会保障改悪の荒波が襲っているのだ。負担を減らすのはすべて申請、取る時は自動的に天引きなのに…!

弱いものいじめの政治は、消費税値上げまで言い始めた。福田総理は、国民の反応を見るそうだ。ならば、国民の負担を増やすまえに、税金の無駄使いを直してください!!と大きな声をあげようではないか。

T議員の「推計値」

08年06月17日 | とし子からの手紙 |

今日、公明党のT議員が、岡山市の後期高齢者医療費の平成30年までの推計値を独自に試算した資料を議場で配布した。当局が国の制度の関与が大きいので出せないといったから、自分で推計したというものであった。

実に単純な発想で、平成18年を実績として計算してあり、平成15年?平成18年までの伸び率をそのまま延ばして平成30年まで延ばしたというもの。要は、「医療費がこんなに増えるのだから、財政への影響はでるだろう」といいたそうな質問だった。

あまりに単純な発想なので、一生懸命作られたのだろうと思いはしたが、公の場に出されたのには驚いた。せめて、自公政権の小泉内閣の時代になぜ医療費が伸びたのかとかの分析をしてほしかった。いわば、このまま自公政権でいくと、MAXでこんなに医療費は増え続けますよという数字といえなくもない。

なるほど、だから後期高齢者医療制度で医療費を抑えないといけない、という発想になるのだ。この程度の発想でこの制度は作られたのかもしれない。

やはり、後期高齢者医療制度は廃止しかないとつくづく思う質問だった。

心身しょうがい者医療費が約6億円も減った!―単県医療助成の改悪ひどい

08年06月16日 | とし子からの手紙 |

img_0068.JPG質問に立ちました。

その中で、県の心身障害者医療助成が改悪された影響について、平成17年と平成19年を比較すると、医療費額が約6億円も減っていることを指摘。明らかに、受診抑制が現れているとして、改善を求めました。

国や県にその必要性を求めてきた市長に、政令市になれば市の事業になるのだから、市として制度を改善するよう求めたのです。答弁は、「3年は県の補助がある。その後は検討を」とのこと。

全国ワ―スト1といわれるひどい制度を、このままにはできません。

子どもの幸せのために…とこども読書推進計画やプレイパ―クについて質問。

市民の重ねてきた努力を実らせたいと思い、取り上げました。前向きな答弁で、次のステップになりました。

img_0066.JPG食料自給率向上のため、米粉製品の普及を求めました。平成18年で見ると、原料米米粉の使用量は6000トン、小麦粉使用量は536万トンで、ほとんどが輸入です。日本の穀物自給率は、27%でしかありません。

これを、ロ―ルパンの1/5(約7g)だけ米粉に変えただけで、自給率が1%あがるという 試算があります。外国の人から、お金で食料を奪わなくても、国内で取れる米を食べよう。炊きたてご飯、パン、麺も作れるのです。学校給食に米粉パンを!と提案。まだ、すぐにいい答えはかえらないけれど、これからも研究しますよ。

あなたも米粉パン食べてみてください。JA岡山の華やかショップ中央店(大供表町)へどうぞ!もちもちした食感はやみつきになりますよ!

「手書きの二ュ―スが読みやすいね」と、うれしい声

08年06月15日 | とし子からの手紙 |

昨日、さんかくウィ―クの記念講演に出かけた際、「崎本さんのニュ―スは、読みやすくてよくわかる。自分で書かれてるんですか」と声をかけていただいた。

さきもと敏子市政二ュ―スは、手書きにこだわってきた。割付をして、記事を書くのは私、友人のKさんが清書してくれる。とても読みやすい字である。

これまで、5人の書き手にお世話になってきた。パソコンで書くと簡単できれい…という利点もあるが、読み手の親しみやすさ、何より書き手の個性の発信力は手書きだと思う。私らしさということで続けさせていただきたい。市政報告はぜひよんでいただきたい、そんな思いで作っている。

うれしい声をいただき、ありがとうございました。

男女共同参画ウィ―ク(6/21?6/27)はじまる!!

08年06月14日 | とし子からの手紙 |

男も女も「咲かせよう、自分の生き方、認め合おう。みんなの生き方」をスロ―ガンに三角ウィ―ク2008記念イべントが開催された。

記念講演は、ジャ―ナリストの下村満子さん。テ―マは「すぐ忘れる男 決して忘れない女」―これが実に腑に落ちる話だった。夫婦ゲンカが絶えないという人にはおすすめの講演だった。内容は省くことにしましょう…。

同タイトルの本をぜひお読みください。アメリカの女性医師が書いた本を、下村さんが訳したもの。男と女のいい関係が作れる知恵がつまっています。

コメントありがとうございます。

08年06月14日 | とし子からの手紙 | コメント1通

いつもたくさんのコメントありがとうございます。必ず読ませていただいています。個別にお返事してないことをお許しください。毎日、いろんな手段で、たくさんの相談やご意見をいただいています。

それでは、今日はご報告をします。

議会のホ―ムペ―ジの表示ですが、かねがね改善の議論をしてきました。相川さんのご指摘は私も気づいており問題提起しました。アクセスのツ―ルとなる様当面、住所、電話等の記載をすることを議会運営委員会で議論中。6月議会中に結論を出します。各議員のホ―ムペ―ジへのアクセスは、ホ―ムペ―ジをもってない人もおられるので今すぐの合意は??です。合意を粘り強くつくっていかねばなりません。

市民の声として、直接議長あてにドンドンお手紙ください。市長は、「意見箱」を作っていますので、ご利用くださいね。

ゴミ問題は、今議会の焦点です。私も取り上げます。質問は、事前通告をしますが、答弁書はわからないので、ホ―ムペ―ジへのすぐの掲載ができません。方法を研究してみますね。

家庭ゴミ収集有料化については、34人の質問者のうち20人が取り上げています。昨日の質問者は、市民の合意はまだ得られていないという人がおおかったですね。

私もそう思っています。ゴミ減量化は、町内会に入っていようがいまいが分別出来るように、岡山市として啓発をすることです。徹底した広報活動が大切です。

6月議会でも継続審議にして、市民の声にこたえる真剣な検討こそ必要です。

微修正ですまない後期高齢者医療制度

08年06月13日 | とし子からの手紙 |

政府与党は、2ヶ月半で制度見直しを余儀なくされた。1300万人の対象者のうち約360万人(219万円以下)の少しばかりの軽減と天引き制度の「一部選択性」、終末期医療の再検討などがその内容だ。すこしばかりの「見直し」は、入山料を安くしてでもともかく山へ連れて行けば、あとは医療費は削減できる…という政治的打算が見えている。

制度の根本への国民の怒りを受け止めていない。

姥捨て山の伝説を思い出そう。

お年寄り嫌いの殿様は、あるときお年寄りの深い知恵を目のあたりにして改心し、60歳を過ぎたら年寄りは山に捨てることというお触書を廃止するのです。

政府与党は、高齢者いじめを改心して、この制度を廃止したとさ…となるようにがんばるときです。

そんな皆さんの思いを、6月議会で届けます。