食と農を考える集い
農家の悲鳴がきこえています。
「肥料が2倍・・。もうやめよう。」「機会が壊れたら、もうやめようと思う。借金してまでは続けられない。」「農業をすればするほど赤字。自給自足の暮らしをしたい。」・・・
農家の自助努力は限界を超えています。農家が、生産をやめたとき困るのは消費者です。日本共産党は農業再生プランを提案して、価格保障と所得保障を軸にした食料自給率の向上をめざす政策です。
昨日は、操南地域で土木水利委員さんなど農業関係者、消費者も参加する「食と農を考える集い」をしました。
農民連の坪井貞夫さんが、農業をめぐる状況とその打開の道について問題提起。「ミニマムアクセス米を輸入しながら、農家に減反を押し付けるのはpかしい。米を作ろう。農民連は、独自に販路の開発や地産地消の学校給食を進めるなど自己防衛をしながら、根本の政治を変えたいと考えている。」と・・。
参加者からは、「それでも、関税自由化になってしまうんでしょう。何でこの前合意にならなかったのかよくわからない」という質問もでました。「新興国の台頭やまじめな農業関係者の運動の反映で、世界の流れが食料輸出国や大企業の思うようにはならなくなっているのだ。」ということも分かり、最後には、「共産党にがんばってもらうしかない」の声があがりました。
ふりかえれば、コメ輸入自由化に道を開いたのは細川内閣(社会、公明、新生、日本新、民社、さきがけ)であり、コメ輸入自由化などを盛り込んだ協定・関連法案を国会に提出したのは、村山内閣(自民、社会、さきがけ)でした。「コメ輸入自由化反対、日本農業を守れ」と訴え続けたのは、日本共産党だけです。
食と農を守るために、今度の衆議院選挙では、中国ブロックから中林よしこさんを国会におくりたいと思うのです。
市営住宅の募集があります(9月8日?9月12日)父子世帯も母子家庭と同じく優先入居の対象
市営住宅の2回目の募集があります。
ご希望の方は、ともかく応募してください。相変わらず倍率は高いですが、まずは応募することです。
ひとり親家庭は、母子家庭と同様に父子家庭も優先入居の対象になっています。
実は、ある男性から言われたことがありました。ひとりで女の子を育てている男性でした。「崎本さん、母子家庭だけが優先入居というのはおかしくないか・・」
そのとうりです。今は、女性だけでなく子育て中の世代は格差社会の中で、男性も収入が減っているし、困難は同じです。
早速、市に改善を求め、昨年度の途中から改善されました。
あのお父さんがんばっておられるだろうな・・・。あなたの声届きましたよ。
パンフ「検証・高谷市政」ができました。
高谷市長となって、2年半が過ぎました。皆さんからは高谷市政の2年半はどのようにみえるでしょうか。
日本共産党岡山市議団として今の市政を検証して、市民の皆さんにお知らせしたいと、パンフ「検証・高谷市政」をまとめました。高谷流「行革」の実態とは・・・読んでいただきたいと思います。
民間会社と自治体は違います。自分の任期中に帳面上の数字を改善することに躍起になっている市長の「無理」が、様々な弊害を産んでいます。
私たちは、自治体らしい自治体をつくりたい。自治体とは何をするのが役割なのか・・・。役割を果たさず帳面をあわすだけではだめなのです。
自治体の役割は地方自治法に定められています。「住民の健康、福祉、安全を守ること」です。財政破綻をしないように、自治体の役割をきちんと果たしていくために市長や議会はあるのです。そのためには、まずは市民の実態をしっかりつかんで、「今何をなすべきか」考えなければなりません。
市議団の活動の状況もこのパンフで知っていただきたいと思います。コツコツと着実にやれることをやりたいと、がんばっています。
パンフのお問い合わせは、市議団まで。
ゴミ収集有料化・・・原案変更のなかで「不公平」が・・・
ゴミ収集有料化について、市議団には電話がかかってくる。
「だいたい、行政がやるべきことをやってない」「剪定枝や落ち葉は無料のままというが、そのなかに燃やせるゴミが混じったらどうするのか」「減免は、生保×1.05の収入だと聞くが、所得証明や住民票をつけていたら600円もかかる。オムツを使っている家庭はすべて減免対象というが、所得の高い世帯も対象になるのは、不公平を招かないか・・・」
ゴミ減量と公平性を理由に導入するごみ収集有料化が、新たな不公平を生み出すのは、制度設計に問題がある。制度づくりはまちがってはいけない。
今大切なのは、そもそもごみ減量という原点にかえることではないか。