食と農を考える集い

08年08月30日 | とし子からの手紙

農家の悲鳴がきこえています。

「肥料が2倍・・。もうやめよう。」「機会が壊れたら、もうやめようと思う。借金してまでは続けられない。」「農業をすればするほど赤字。自給自足の暮らしをしたい。」・・・

農家の自助努力は限界を超えています。農家が、生産をやめたとき困るのは消費者です。日本共産党は農業再生プランを提案して、価格保障と所得保障を軸にした食料自給率の向上をめざす政策です。

昨日は、操南地域で土木水利委員さんなど農業関係者、消費者も参加する「食と農を考える集い」をしました。

農民連の坪井貞夫さんが、農業をめぐる状況とその打開の道について問題提起。「ミニマムアクセス米を輸入しながら、農家に減反を押し付けるのはpかしい。米を作ろう。農民連は、独自に販路の開発や地産地消の学校給食を進めるなど自己防衛をしながら、根本の政治を変えたいと考えている。」と・・。

参加者からは、「それでも、関税自由化になってしまうんでしょう。何でこの前合意にならなかったのかよくわからない」という質問もでました。「新興国の台頭やまじめな農業関係者の運動の反映で、世界の流れが食料輸出国や大企業の思うようにはならなくなっているのだ。」ということも分かり、最後には、「共産党にがんばってもらうしかない」の声があがりました。

ふりかえれば、コメ輸入自由化に道を開いたのは細川内閣(社会、公明、新生、日本新、民社、さきがけ)であり、コメ輸入自由化などを盛り込んだ協定・関連法案を国会に提出したのは、村山内閣(自民、社会、さきがけ)でした。「コメ輸入自由化反対、日本農業を守れ」と訴え続けたのは、日本共産党だけです。

食と農を守るために、今度の衆議院選挙では、中国ブロックから中林よしこさんを国会におくりたいと思うのです。