貧困が児童虐待を増やしている・・・

09年06月12日 | とし子からの手紙 |

日本共産党は「貧困をなくし、平和な日本を」とがんばっている。

アメリカの調査では、貧困ライン以下の家庭の子どもは平均以上の所得のこどもたちと比較して、25倍以上の虐待の危険があるという。

日本でも同じようなことがいえるのではないか・・・。それへの対抗策は、一人ぼっちでなく地域の繋がりの中で子育てできる環境をつくること・・・。子育ては地域づくりである。武蔵大学の武田教授の言葉にハッとした。

「虐待はダメよ!という前に、仲間になろう!・・・といってあげてほしい」

まず受け入れて、「お互い様」といえる街づくりができたら、きっと貧しくともやさしくなれる。

貧すれど貪せず・・・である。

温室効果ガス削減目標「90年比8%減」は恥ずかしい!

09年06月11日 | とし子からの手紙 |

dscn0501.JPG今ドイツで先進国が温室効果ガスの削減中期目標について議論している。

日本の目標値が注目されていた。その数値は、なんと「90年比8%減」!?先進国の責任は25%減・・・といわれる中で、8%減は本当に恥ずかしい。家庭からの減を・・というが、今必要なのは産業界の努力だ。

雇用問題でも企業に対して腰がひけている政府だが、環境問題でも産業界への「遠慮」があるのか、世界のなかで恥ずかしい方針しか出せない。言い訳はいろいろあろうが、企業献金欲しさの無責任さは認められない。環境大臣は公明党の大臣だったと記憶しているが、「よくがんばった」との公明党の評価は世界の人からは理解されないだろう。

ちなみに、各国の目標値は・・・

EU・・・20%または30%、ドイツ・・・40%、イギリス・・・34%または42%、スウェーデン・・・30%、

カナダ・・・20%など

普通の神経なら自民党と公明党は「地球環境を守る」とは言えないだろう。でも言うのだろうが・・・・。

?環境団体11団体は科学にもとずく25%から40%減の目標の再提出をもとめています。

太陽光発電の補助金、1kwhあたり国7万円、県7万円、市3万円の補助制度がでている。つまり、17万円になるから平均の4kwhを設置した場合、68万円の補助となる。市への補助申請は250基分3000万円の当初予算に対して、6月現在ですでに238基の申請とか・・・。好評である。補正予算が必要となろう。

昨年設置した我が家はなんの補助もなし(今なら85万円補助)だった。いや、地球の命への先行投資だったのだからよしとしよう。

8年後(2017年)には消費税12%!?1人暮らしで月20400円の消費税なんて冗談じゃない!!

09年06月10日 | とし子からの手紙 |

dscn0500.JPG政府の骨太(?)方針によれば、景気悪化で今借金を増やしながら「大バラマキ」をするので、「財政再建」は先送りして、2011年度から7年の間に消費税を12%にひきあげて財政収支の黒字化を・・・とのこと。

あなたは納得できますか。

政治は税金の集め方と使い方をきめるのが役割。方針をみれば、政府や政党の考え方がわかる。

消費税増税は庶民増税をするということ。自民党公明党のみならず民主党(時期は違うが・・・)は庶民増税を方針としている。1%あがれば一人平均月1700円余の負担増といわれる消費税。今は5%で月約8500円の負担である。我が家は2人家族だから毎月17000円の消費税納税をしていることになる。

これが12%になったら、一人当たりは、1ヶ月1700円×12=20400円。我が家は2人家族だから2倍で40800円の納税となる。月に23800円も増える。

8年後とは、私が63歳、夫70歳だ。生活は夫の年金だけ・・・ということもありうる。年金生活者夫婦にとって、今より月23800円の負担増で暮らしていけるか!?答えはNO!!である。他の保険料負担を考えるとき、その答えはますますはっきりしてくる。

選挙は大切だ。今、目の前に12%へあげるという「公約」をしている自公政府と政党がある。机で計算したのだろうが、冗談じゃない!!国民の生活をわかっていない政党には退場していただきたい。

税金は儲けた企業や人が払うのは当たり前のこと。そういう税金の取り方を提案するのは日本共産党しかいないのは企業献金のせいに違いない。

dscn0508.JPG年金基礎財源を消費税でまかなうと、今は企業が負担している3,8兆円がゼロになるそうな・・・。3,8兆円を0にして、すべてを消費税でまかなったときの消費税は8%分(1%は2,5兆円)になる。企業分はきちんと社会的責任を果たせ!!・・と思うのは共産党だけじゃないはずだ。

岡山市の女性幹部職員(課長以上)13人!?

09年06月9日 | とし子からの手紙 |

dscn0499.JPG女性議員は超党派で、一致する問題に取り組むのが「岡山市流」である。そのことで男女共同参画施策は前進してきた。みんなの努力に拍手である。

毎年、年度が変わると女性の幹部と女性議員は懇親会をひらき、コミュニケーションをとるのが恒例となっている。課長以上の女性職員は13人。今は少し減っている。係長級には女性が増えているので、次の世代が育っている。

それぞれに重責を担いながら介護、子育て・・と大忙しだ。働く女性は「男性優位社会」のもとで、苦労しながらがんばってきた。次の世代に同じ苦労をさせないように・・と「仕事と家庭の両立支援」の仕組みをつくりたい。

立場はちがっても政策参画の場にいる女性は力を合わせよう!

ほっとするいいひと時だった。

岡山女性フォーラムが20周年!おめでとうございます。

09年06月7日 | とし子からの手紙 |

dscn0504.JPG1988年に生まれた女性フォーラムが20周年を向かえ、冊子を発行。今日ティーパーティーがあった。dscn0503.JPG

私のはじめての市議会議員選挙が1987年、岡山女性フォーラムの20年と重なる。共に、男女平等、女性の人権、女性の自立のために取り組んできた。継続は力である。女性の社会参加のための仕組みづくりが遅々とはしていても、前進してきたのは、こうした多くの女性たちのたゆまぬ努力がある。

これからも共にがんばりましょう。人生いつでもスタートライン・・・と思える元気をもらえるいい集いだった。

dscn0506.JPG「藤沢周平の世界」の三味線と朗読のコラボレーションは心地よい時間だった。

市職員の自殺がでた!?

09年06月7日 | とし子からの手紙 | コメント2通

dscn0499.JPG自殺者の数が11年間3万人を超えている。30代の自殺が増えているとのデータには胸が痛む。

原因は、病苦、健康上の理由と共に経済的な理由・・・が増えているとか・・・。

30代の市職員が自殺・・・という話に、私は「遂に・・・」との思いを強くしている。情報収集をしているところである。

政令市に移行してから市の職場は深刻な人手不足である。過重労働だ。一人で「政策づくり」に責任をもつような事態である。市民の暮らしに直結する仕組みづくりが、担当一人・・・のような状態である。これが岡山市の現実である。もはや組織的・・とは言いがたい。

公務員としてのやりがい、生きがいを持つどころか目の前の仕事がどんどん積みあがっていく。どんなにタフでポジティブな人でも生身の人間である。こんな状態は長くは持たない。ストレスによる心身疲労は健康を蝕み、やがて有能な人材を壊していく。それは市民にとって大きな損失である。

「イチかバチかのでいれい市」でなくきちんとした18番目の政令市にするためには、「陣」をきちんと張らなければならない。執行体制をきちんとつくらなければ、権限をいかすこともできない。

職員の声、現場の声を聴く力が市長には求められている。

私は看護協会会員

09年06月6日 | とし子からの手紙 |

dscn0496.JPGdscn0495.JPG私は看護師である。このことに誇りをもっている。看護師は私の天職だと思っている。したがって、命にかかわる社会事象には無関心ではいられない。今、命の消耗をすすめる環境悪化が深刻である。

私は今はベッドサイドにはいないが、命の消耗を最小限にする環境を少しでも整えるために、政策決定の場にいるのだ・・・と考えている。医学、看護の知識をもつものが政策決定の場にいることの存在意義はある・・と思う。

「いのちは何より大切です」の信条を貫き、これからもがんばろう。人手不足の臨床現場で懸命にがんばっている仲間の看護師たちの声を届け、何より「がんばってほしい」と涙を流しながら送り出してくれた患者さんたちのために、議会にいる『看護師』の役割を果たしたい。

今日、岡山県看護協会総会が開かれた。その理念は、「人間の尊厳と権利を守り、県民の健康と福祉に寄与する」ことである。

わたしも看護協会会員の一人として、この理念の実現に努力したい。

その後イトーヨーカドーで催された国産米粉製品の普及をめざすフェアにいくと、人だかり・・!盛況だった。外国米粉では意味がない。岡山産米粉をアピールしよう。

dscn0497.JPG新老人の会主催の健康フォーラムは、認知症の予防がテーマとあって、これまた大盛況。医療界の先輩方に久しぶりにお会いした。みなさんお元気でなにより・・!元気をいただいて会場を後にした。