山形市→寒河江市→秋田市への視察から帰岡

07年11月8日 | とし子からの手紙 |

 建設委員会の視察から帰岡。

山形市では下水道の汚泥処理で出るメタンガスを利用し、発電やコンポスト処理をしている処理場を視察。他に横浜市や熊本市が導入しているとのことだが、順調なのは山形市とか…。下水道普及率約93%。料金は2100円/月(20立方mあたり)とのこと。岡山市より500円安い。税金が投入されていた。

寒河江(さがえ)市は2002年に全国緑化フェアを開催。県庁所在地以外の44000人の市で大成功させた。その後もずっと「花咲かフェア」を市でつづけている。さくらんぼが実る時期に30万人が来場する。市民ぐるみのとりくみがすばらしい!!年間開催予算1800万円とか…。しかし、中味はそれ以上の花と緑とさくらんぼ日本一のまちである。自治体は20万人くらいが適正規模といわれるが、寒河江市には市民主体の真の市民協働の姿があった。

秋田市は再開発事業について。岡山市の再開発への補助金のあり方とは全くちがっていた。再開発事業のあり方はどの市でも問われている。

ハプ二ングは秋田空港から乗る予定の飛行機が落雷で整備が必要となり、3時間出発がおくれたこと。ほぼあきらめかけた時、飛べることに…。でもなぜか素直に喜ベなかったけど。

ともかくも無事帰岡。出張中も区割審議会の動きが刻々とどく。「3区」をコンク―トして出した審議会のボタンのかけちがいをどうしようとしているのか…、目がはなせない状況が続いている。

参考検索

岡山市 区割り 政令市(google)

後期高齢者医療保険について知りたいことをシリ―ズでお届けします!その?特定健診

07年11月5日 | とし子からの手紙 | コメント1通

 老健法に基づき実施されていた基本健診が特定健診に変わる。ポイントは?健診内容は?自己負担は?実施はどこがするのか―というところかな。

?について

とにかく「メタボ健診」似偏っている。胸レントゲンや尿検査をなくしてよいのか

?について

今は70才以上無料だが、自己負担が増える可能性が高い!国は受診率65%を目標とするが、現状は20%。受診率が低いと、保険者(たとえば国保)の「支援金」(高齢者医療制度へ出すお金)をペナルティ―として増やす仕組み。年金生活者が高いお金を出して、健診に行けるか…

?について

市でできないので、健診機関に委託することになるが、医師会などと協議中。年中やるのか期間限定化。病気の患者さんでいっぱいの病院、診療所は、3倍もの受診を受けとめれないのでは‥‥。健診業界が手招きしてる?

 とにかく、高い保険料でサ―ビス悪くなるのは納得できな―い!!つづきはまた…。

 明日から視察のため出張します。またご報告しますね。

さきもと敏子市政ニュース 第112号

07年11月5日 | とし子の市政ニュース |

さきもと敏子市政ニュース 第112号(2007年11月発行)ができました。

さきもと敏子市政ニュース 第112号(2007年11月発行)第1面さきもと敏子市政ニュース 第112号(2007年11月発行)第2面

後期(75才以上)高齢者医療制度―岡山の保険料6723円/月!

07年11月3日 | とし子からの手紙 |

img_0106.JPG 75才ともなれば1つくらいの病気はあろう。生身の人間なのだから当然のこと。

その病気はあたり前の時期の高齢者から、今は健保家族なら無料の保険料を平均6200円/月、年金から天引きするというのだ。10月終わりに、県下の課長会議が開かれ、岡山県広域連合の案が示された。

 保険料平均6723円/月である。全国平均より500円高い。老人医療費が全国平均より高いからきっと高くなると思っていたが、どうも国の示した計算どおりで算定されたと思われる。

 国の考え方は庶民の実態とかけ離れているのが昨今の様相だ。岡山の実態をふまえた低所得者対策はあるのだろうか?実態をみずに「机の上」の制度をつくってもそれは使えない。

 お金がなかったら病院にかかれない!!―医療難民を産み出す。それを高齢者に強いるのは棄民(国民のいのちを捨てる)政治だ。厚労省は「予算を削るため」の負担増だといってはばからない。

 その上、消費税増税なんて冗談じゃない!!

 今朝の新聞は「自民、民主の大連合」の文字が躍る。増税でも憲法でも大差なし、キリンとアサヒのちがいで同じビ―ルだったんだとガッカリ!―国民の期待を裏切らないでよ!民主党さん!という声がきこえる。

 みなさん!どっこい生きてる日本共産党があります。この党をもう少し大きくして国会をシャキッとさせませんか!!

旧瀬戸町の水道料金は岡山市より3割高い!取水能力23000t/日で9000t/日が最大実績なのに、苫田ダムから750t/日の取水計画。必要ない水の受水費が1200万円!?

07年11月2日 | とし子の市政ニュース |

 苫田ダムを水源とする県広域水道企業団。今でも12万t/日余っている。岡山市は10万t余/日を取水する計画で責任水量として32200t/日を受水。その費用はたしか約16億円。岡山市は別に受水しなくてもやっていけるのに…。

 今日、瀬戸町の打ち切り決算を見て驚いた。14000t/日も余カがあるのに、「苫田ダム」から受水しているではないか。全く必要なし!!1200万円を支出し、一方で水道料金は、岡山市より3割も高い!何とか安くとは思わないのだろうか。きっと当時の町長が県から押しつけられたんだろう。

合併時にこの不必要な水は返上できたのだろうか。瀬戸町分の増えた水源で、ますます苫田ダムの水は不要になる。巨大な無汰使いが水道事業に影をおとしている。

それにしても早く水道料金を岡山市並に下げるベ機だ。負担増の統一は早いが、負担減の統一は先送り…。おかしいですね。旧瀬戸町の皆さん!怒っていいですよ!!

テロ特措法の支援は600億円、墜落した自衛隊機は120億円―軍事費を考えよう

07年11月2日 | とし子からの手紙 |

 11月1日に海上自衛隊の給油支援がやっと終了。この間、税金支出は600億円!―障害者の応益負担を4年間なしにできる金額だ。

 命令でもって長く海上勤務の自衛隊の皆さん!お疲れさまでした。家族のもとに帰ってきて下さい。

あらためて、「アメリカの戦争支援」といわれない国際貢献を考えようじゃないか。やれること、本当に喜ばれることはいっぱいある。

 先日墜落した自衛隊戦闘機は1瞬にして灰となったが、その価格は120億円だそうだ。武器は高い!そして何も産み出さない。アフガ二スタンの子どもが書いた絵で、武器や戦車をミンチを作る機械に入れて、本屋工ンピツ、パンや学校になって出てくる絵を観たことがある。この絵は、軍事費よりも教育費を平和を!と訴えていた。

 聖域となっている約5兆円の軍事費を削って命の予算をふやしたいと思うのは私だけではないと思う。

 

今日も瀬戸町合併うちきり決算委員会

07年11月1日 | とし子からの手紙 | コメント1通

 連日決算委員会。そして、終了後は予算要求書の作成。会議つづきで、終了したのは22時頃。頭は疲れきった。しかし、がんばり時だ。議員とは、税金の使い方をチェックし、市民の目線にたった使い方を提案するのが役割だ。

 旧瀬戸町では、100万円以上の落札率は20件中15件が95%以上の高落札率だった。仕組みも独特。入札日当日、町長が予定価格を決める。入札は1回のみという規定。なぜ!?

 競争性の確保はされていない。クリア―とはいいがたい。

 それにしても町長交際費など100万円の予算だが8万円程度の執行。平成18年は「合併仕様」に変化しているのだ。旧御津町の打ち切り決算は不公正、不透明な内容で、全会一致で不認定になった。それをうけた「学習」がされていると見受けられる。議会のチェック機能はこのように、「予防効果」を挙げるのだと自覚してしっかりとした審査にあたりたい。