保育も妊婦健診も一般財源化…道路だけは特定財源は通らない!!

08年03月31日 | とし子からの手紙 |

img_0007.JPG 「道路特定財源」という文字が紙面で踊っている。道路整備のためだけに使える財源という意味…。

 しかし、それは道路だけでなく、国交省の役人の遊興費にまで使われていた。道路を整備するために予算は必要だが、道路にしか使えないお金である必要はない。国には、地方自治体が判断して何にでも使える一般財源をきちんと保障してほしい。自治体の長が特定財源によってでも予算の確保をしたいと声を上げるのは、そもそも、国が自治体へ出す一般財源としての交付税をどんどん削ってきたからに他ならない。岡山市でもこの3年で100億円である。これこそが1番の問題だ。

 国交省分野は特定財源…などというが、すでに厚労省分野は一般財源化がどんどん進んだ。保育園の補助金、妊婦健診の補助金も一般財源化だ。だから各自治体の判断によって、国が健診5回分無料化を財源化しているといっても岡山市のように「2回無料、3回半額」で足ぶみする事態はある。それは、市長の考えなのだ。

 確かに、道路などのハ―ド事業に予算を多くつかう首長は多い。しかし、違う政策を持つ首長になったとき、道路にだけしかつかえない財源は、福祉やくらしの支えには使えないのだ。全国でも、自分の自治体の現状から自分の頭で考える首長は、「特定財源確保」に組みしていないように思われる。

 

 私は、市民のくらしやいのちを支えるなど何にでも使える一般財源を、しっかり自治体のために?確保することを国に強く求めたい。

時間を作って地域で対話、午後は吉井川流域の明日を語る集い

08年03月30日 | とし子からの手紙 |

img_0001.JPG 雨です。時間があれば地域周りが日常活動です。今日もあれこれ話がはずみました。後期高齢者医療制度の医療内容を伝えると皆さんびっくり!!知って、知らせて組織して運動を広げています。

 img_0004.JPG吉井川流域の明日を語る集いでは、元苫田ダム工事事務所々長の宮本博司さんが講演。これがとびきりいい話。06年に建設省を退職し、現在は住民の淀川水系流域委員会の委員長として活躍中。家業を営みながら、桶づくり職人をめざしている55才。

 img_0005.JPG治水のためにただダムをつくるのではなく、町丸ごとで洪水を受け止める発想。川に押しこめ川を買えるのでなく、私たちの住み方、生き方、地域の姿を変えるという考え方に私は大いに共感した。

 旭川を考える集いも15回実施されたが、次回の時はもっともっと発言したいと思った。

桜の花も震える花冷え

08年03月29日 | とし子からの手紙 |

 今日午後は三光荘で、後期高齢者医療制度の中止・徹回を求める県民集会を開いた。会場いっぱいの参加者は、制度のしくみをあらためて知り、「はき気がするほど腹が立った」「徹回しかない!」と怒りを新たにした。

 制度の医療内容を知らせたい!日本共産党は中止・撤回を求める署名運動をとりくんでいる。

img_0003.JPG旭川の土手の桜をパチリ!やっぱまだ2分咲き?寒さに震えてました。

川西瑞哉先生のお疲れ様会

08年03月29日 | とし子からの手紙 |

img_0068.JPG 岡山協立病院副院長だった川西先生が定年退職をされた。外科医として27年勤務された。

 外科系の私は、6年間後一緒に働いたが、常識があり、紳士的な人柄で信頼できる医師だった。フランス留学後、縁あって協立病院に就職された1981年は、藤井院長のもと外科系部門の充実の時期だった。手術数も激増、毎日患者さんのことばかり思ってすごしたなつかしい日々…。看護師人生のかけがえのない充実した時を、外科病棟看護婦長として勤めた。「すごく忙しかったけど、本当に楽しかったね」と川西先生。久しぶりにお会いした先生は、退職を機に有休を活用して、スペインへの1人旅をされた由で、その話を楽しそうに語られた。

 今後も県北の病院で働くとのこと。体に気をつけてご活躍いただきたい。

 さて、今日は、午後1時30分から三光荘で、後期高齢者医療制度の県民集会がある。さくらカ―二バルのとなりです。ぜひ、ご参加を!!

連日街頭から市政報告―時は春!

08年03月28日 | とし子からの手紙 |

 別れと出会いの春です。今日は旭東学区で11回の市政報告。後期高齢者医療保険制度に反応が大きい。

 シルバ―財団への補助金支出へも批判は強い。「壊れた船でなく新しい船での船出を」戸の私たちの提案に共感は多いと確信する。これからもがんばろう!と思った。

 img_0067.JPG季節は春、今日からさくら力―二バルだ。我が家の隣の旭東児童センタ―のさくらもちらほら咲きはじめた。

悲しみを癒す「食」

08年03月27日 | とし子からの手紙 |

img_0066.JPG 私と同級生の大切な友達がなくなった。突然の死を聞いたとき、信じられなかった。でも、それはまぎれもない事実であった。昨夜はお通夜で、今日は葬儀…。顔は眠っている様子そのものだった。でも彼女は動かない。まだ54才だよ。ママさんバレ―の選手で、健康にも気づかっていた彼女は栄養士だった。何も変わらない日常を過ごし、眠りについて、夜中の突然の心肺停止だったという…。子どもたちやお母さんが痛々しくて、本当につらい葬儀だった。

 早すぎる旅立ちだけれど、あなたの分まで精一杯生きるからね…。天国でお父さんといっぱい話してね。

 さすがの私も心が悲しみでいっぱいで、暗い気持ちだった。でも、仕事は待ってくれない。ともかく走りまわる毎日…。その方が救われることもある。

 img_0064.JPG今日、タ方は全日空ホテルの主催で第一回岡山新名物料理賞味会が開かれた。私が2月議会で地産地消グルメ開発を!と提案したことのご縁でご案内をいただいた。少しばかりふさぎがちな心をひきずって参加した。

 そこには、マスコミ関係者など10人程の人が出席されていた。大井総料理長から、「岡山の食材を使って、研究を重ね、やっと賞味会を開いて試食していただける状況まできた」とのご挨拶があった。見れば、黄二ラとままかりの和洋の創作料理が17種。(写真を撮ってなくてごめんなさい)料理長は、休みの日には、生産者を訪問しておられるとか…。鏡野町のご出身で、県内産の食材にこだわっておられるのだ。全日空ホテルでは、9割国内産で、そのうち3割は県内産だとか…!!緑提灯5つ星だ!

 話を聞いているうち、心が楽しくなってきた。そして、試食…。いずれもいい味!ままかりをペ―ストにしたもの、黄二ラのソ―ス、めずらしいのはままかりのかりんとうで作州黒豆の納豆つき、こおばしい黒豆茶と共にいただいた。岡山全日空ホテルでしか食べられないよね。

 一押しは秘伝のたれをつけ鰆を炙ったものを乗せ、桜茶で春野菜と共にいただく鰆の桜茶清けだった。餅米をおこわにして桜の葉で包んであった。

 若くして逝ったわが友は、食のプロだった。彼女は、桜は花より葉桜が好きだという人だった。桜茶清けは、おいしい上に、彼女を思わせる料理でもあった。遇然だけど、今日の私には本当に心優しい「癒し」の味だった。食のカはすごい!!悲しみを癒すカがある。和と洋のそれぞれの料理長が、岡山のおいしい食を楽しんでもらおうと心と技をこめて、創り出して下さったその心意気も伝わった。食べながら聴く生産者のことや、産地の話、苦労話は食をもっとおいしく味わい深くする。もっと語ってほしい。

 岡山は海の幸、山の幸、川の幸にめぐまれている全国でもめずらしい、いい所だ。もっと多くの人に知ってほしい。この様な地道な取り組みが『地産地消』を地についたものにするにちがいない。私はしっかり食べ支えたいと思う。

 今日はとってもおいしい食事といい時間をありがとうございました。活カをとりもどすことができました。

今朝3時まで本会議、クタクタです。

08年03月26日 | とし子からの手紙 |

 今朝3時に2月議会終了。さすがにクタクタです。市議団ブログに報告を書きましたのでアクセスしてご覧下さい。

 無理が通って道理がひっこむ…そんな時はさすがに疲れます。市議会で何が問題となったのが市民の皆さんにしっかり報告してゆきたいと思います。

 でも、皆さんと共にがんばって実現したこともたくさんあります。国保料の市独自減免制度、議員費用弁償の廃止、妊婦検診の負担軽減、桜住座など老朽化した公営住宅の建て替え計画、精神障害者のバス半額補助、特別支援教育補助員の増員など…。ゴミ収集有料化条例は継続審査になりました。

 これからも声を上げ運動を起こして、閉じてる窓をあけていきましょう!

 4月がまじかです。後期高齢者医療制度の問い合わせが増えています。市担当課の電話はなりやみません。今はたった2人の担当者ですが、体制強化を求めた結果、4月からは20人の「課」になります。そろそろ、人事移動の内示の時期、人員はいずこも減で市役所はギシギシしてきました。

 職員の皆さん、市長のためにでなく「市民のために」でカを合わせましょう!!