日本看護協会が、来年の参議院選挙で看護連盟が自民党からの候補者出馬を表明したことに反対を表明
私は看護協会員である。看護師になって34年間、ずっと会員だ。
看護連盟は政治団体で、「予算を確保するためには、与党を支持する」というのが、長く自民党を支持してきた理由とされてきた。私は、直接それを聴き、「与党でなくても、看護職能の運動で政冶は動く・・・」と申し上げてきた。
さて、この夏自民党は野党になった。にもかかわらず看護連盟が「(野党の)自民を支持」という方向だと知り、どうしたことか・・・と驚いていた。
この動きを見てか・・・、看護協会が参議院選挙での「自民党支持に反対」を理事会が決議したとか・・・。医師会、歯科医師会などが、自民党の政策に反対している中で、看護連盟や薬剤師連盟は自民支持・・・という動きだっただけに、看護協会の動きに会員として注目している。
職能団体は、政党支持自由であるべきだ。政策で一致できるなら、その実現のためにどの政党でも、候補者でも連携するのが、団体の要求を実現する道である。
その点では、共産党の医療政策は一番看護界の願いに沿っている・・・と思う。
私は「患者さんの苦難を少しでも軽くする政策を持っているのはどの政党か・・・」を考え抜いて日本共産党に行き着いたのだから・・・。
今日から11月議会が始まる
今日から11月議会。
12月4日(金)10時から共産党市議団の代表質問だ。田畑団長が質問に立つ。ぜひ、傍聴においでいただきたい。
来年度の予算編成にかかわって、政策的議論をする議会であるとともに、当面する市政問題の論戦となる。
後半(2010年?2014年)の子育てアクションプラン策定中
岡山市は来年度から5年間の子育てアクションプランを策定中だ。
今日、中間報告が示された。若者の自立支援を含む「子育て」「子育ち」の支援プランだ。
私は、市民協働の推進体制をつくること、制度疲労を起こしている学童保育のあり方を根本的に見直すこと(市の事業として位置づけ運営委員会に事業委託にする・・など)、保育園の増設計画を作ること、発達支援センターの創設、引きこもりやニートを含む若者の自立支援の取り組みを横浜市などの取り組みに学んで具体化すること・・・などを提案した。
まもなくパブリックコメントを取ることになる。事業費や事業内容は今後の具体化なので、しっかり違憲を出していただきたい。
こどもの遊びの場所の確保では、プレーパークなどの取り組みなどを盛り込んでほしい。
積極的な提案で、いい内容の計画をつくりたいものだ。
「大切にされる・・・」ということ
義母が退院して8日目、付き添うときいろいろ話をしてくれる。病状はかなり重篤だ。昨日から、トイレへ歩くのがつらい・・とポータブルトイレを使用。右足が痛い・・・という。足はパンパンに浮腫がある。
「病院は入院したくない・・・」のきもちが強い。
話をよく聴いていると、病院は患者のペースで動いているところではないことにあらためて気づかされる。忙しい看護師たちは、耳の遠い高齢者の話をおちおち聴いていられないのかもしれない。声をかけてもらえない・・・、困っていることに手を貸してもらえない・・・という思いは「大切にされていない・・」という思いにつながっていく。
ちょっとした声かけや気遣いはコミュニケーションには欠かせない。
私は看護師として、いくつもの失敗を重ねた結果、「思いが通い合うことから、信頼関係は生まれる」というかかわりの必要性に確信を持っている。「思いが通い合う」には「関心」を寄せることが必要だ。その人に関心を持つと、様々な変化に気づくことができる。それは、時間によるのではない・・・と考えている。
しかし、忙しい看護現場では実践は難しい。かなり高い意識的な面接技術が必要だ。「相手の立場に立つ」という意識的な態度をもった看護師の一言は、時に人の心を救うことがある。
緩和ケアを必要とする義母は入院中も「大切にされている」という「思い」を求めていた・・のではないか。住み慣れた我が家へ帰ってきた今、家族が「大切に思っている」と伝わる時間をできるだけつくりたい・・・と思っている。
義母さん、今日もおいしいもの少しだけでも食べれるといいね・・・。今日の食事当番は私である。