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働き盛りの世代が癌になったら・・・・
今や2人に一人が癌になる時代です。人事ではないのだ・・・と真剣に考えなくてはならない・・と教えてくれる本に出会いました。
その本とは、「がん患者、お金との闘い」(岩波書店)です。札幌テレビ放送取材班が出版しました。
予想もしてなかったのに35歳で癌になり、6年の長きにわたり闘病した末、今年1月16日になくなったKさんの闘病生活を追ったものです。こどもを出産して6ヶ月で突然襲った腹部の激痛・・・大腸がんでした。・・・・・・・
この本で衝撃的なのは、働き盛り世代が癌になると、住宅ローン、教育費などお金がかかる時期に、収入が減り、「いのちか、生活か・・」という厳しい現実にたたされるという事実です。
とにかく治療費が高いのです。一粒3000円を越す薬、一回の外来受診で5万円なんてあたりまえです。一月20万円もの医療費になることも・・・。最近のがん治療は通院が増えています。生命保険は「通院のがん治療」には対応していません。どうやって治療代を工面するのか・・・と葛藤の連続です。
「治療法はあるが、お金がないから治療できない」人が現実にいるという厳しい現実があるのです。このままではいけません!
癌患者さんたちの「叫び」を、政策へつなげていきたい・・・と心底思いました。
ぜひ、人事だと思わずに読んでみていただきたい本です。
慰安婦問題の解決に努力する決意を示す「日韓両国の新たな百年を創る決議」を全会一致で可決
2月議会が終わった。最終日には、「慰安婦問題の解決など日韓両国の間の諸問題の課題解決のために・・・行動する」と決意を示す決議を全員(全会一致)で可決した。
11月議会から議論を尽くし、なんとか全会一致での決議に結実した。女性議員は党派を超えて、市民グループとも連携しながら奔走した。本当によかった・・・と思う。
韓国の友好都市である富川市議会の決議にも応えるものになる。真の友好都市として交流が深まることを期待したい。
これを機に、政府には従軍慰安婦問題の解決のために真剣で、誠実な対応を求めたい。
今年は国民読書年
今年は国民読書年だ。こどもたちにとっての身近な本との出合いの場は、学校図書館だ。そこには本があり、図書館司書がいる(岡山市の場合)。場所と本と人がそろうと、そこはかけがえのない場所になる。
学校図書館法は1954年にできた。図書購入費は交付税措置をされているが、自治体によっては「目的外」使用も多い。きちんと「目的」どおりに使われるようにチェックしなければならない。岡山県は88%という数字がある。
孫たちは絵本が大好き!3歳のお姉ちゃんは弟に絵本を読もうとする。字は読めないが、語って聞かせるのだ。なんとも微笑ましい・・・。
生きることがしんどくなったとき、本に救われた経験は、多くの人があるのではないか・・・。いろんな視点や考え方があることを知ることができる。
読書環境の充実は、生きるために大切だ・・と確信している。