がんサロン
午前中は看護師長研修の講師をさせていただき、午後は岡山済生会総合病院市民公開講座へ参加した。
済生会病院は県下の2~3割のがん患者を治療している・・・と大原院長は言われていた。
講座では、「あなたがいるから元気になれる」と題して岡山大学 緩和医療学講座の松岡教授が講演された。
松岡教授は野の花プロジェクトに取り組んでおられ、その役割は「岡山県における緩和医療の充実を通じ、がん患者・家族・遺族・医療関係者の生活の質を向上させる」ことだ・・・と明言。がんになってもよりよくいきることのできる地域をつくりたい・・・と話された。
今、岡山市議会が取り組もうとしている「がん対策推進条例」とまさにその理念は重なるところが多い。私は、がんになっても安心して生き抜ける岡山市をつくりたい・・と思う。条例はそのための枠組み作りだ。
市議会のヒアリングにぜひ来ていただきたいとお願いすると、「わかりました」と快諾。市議会の調査に協力いただけることになった。
県議会でも超党派のがん議連が10月17日の野の花プロジェクトの公開講座への参加を議員に呼びかけている。緩和ケアをもっと広く知らせ、早期発見早期治療とともに市民の常識にしたい。
がん患者はこれからも増えていく。癌対策をすすめることは、よりよく生きることを考え進めることでもある。市民がみんなで推進する枠組みを作って、関係者の努力にこたえたい。
緩和ケアの話を聴くと、私は勇気がわく。がんで死ぬのもわるくない・・・と思えてくる。しっかり前向きに生き抜きたい・・!という思いを強くした。有意義な講座だった。
「花火」にもルールを
夏は花火。花火は夏の風物詩です。
でも、隣の公園や近くの河川敷で夜中にワーワー言って花火をする・・・というのはどうでしょう。
火事の心配、眠りを妨げる声、周辺かまわず盛り上がっていくテンションなど、夜中にはやめて欲しい・・・という声も・・。
この夏、市内のあちこちでそういう光景が見られ、警察出動の要請をしたところもあったようです。
花火をするな!・・・とはいわないが、たとえば午後9時以降は禁止するとかのルールはあってもいいのではないか・・・との相談が寄せられています。
県下でも倉敷市や笠岡市では条例で禁止していますが、あなたはどうお考えでしょうか。ご意見をお聞かせください。
相談者は、「とりあえず看板を立てて、自制を促している。それでわかってもらえたらそれがいいから・・・。少し様子を見てみます。でも問題意識をもっておいて欲しい」と丁寧な対応です。周囲に気付かず花火をする人とちょっと周りを気遣ってほしい周囲の人の双方向で合意のルール作りができるといいね。
防災費と軍事費
「30年以内に70%」の確率・・・とは、東海、東南海、南海地震の発生確率である。
今日は防災の日。私は阪神淡路大震災の支援の経験から、防災対策には強い関心を持ち、対策強化を求め続けてきた。国は3地震が連動して発生することを想定した対策をつくってないという。
なんという遅れだろうか・・・・!来年度1億5000万円で被害推計に着手するとか・・・。
30年以内に70%の確率といえば、かなりの高率ではないか。被害想定がされず、危機感を持たなかったら、対策はとれない。
岡山市は、軟弱地盤に約30%が暮らす町である。地震が起こると液状化などで被害が増大することが予想されている。なのに、常備消防体制は国平均より12%も低い有様である。このままではお手上げだ。
地域防災組織で埋めようとしても埋まらない穴だ。消防士を増やし、いざというときの備えをしよう。
一方軍事費は、概算要求を見ると尾、0、6%増の4兆7123億円で、思いやり予算の1859億円は「特別枠」だという。戦闘機や戦車が防災費より優先される理由は理解できない。思いやり予算をやめれないのはなぜか!?
防災の日の今日は、非常持ち出し袋の点検や地震のときの備えを想像力を生かして見直しておく日にしよう。
わたしの脳裏には、阪神淡路大震災のときの惨状が生々しくよみがえってくる。忘れてはならないと思っている。
扶養控除廃止の影響をなくすように・・・
3日前に書いた「扶養控除廃止で保育料値上げ!?」の私のブログ・・・。政府が見たとはいわないけれど、影響を廃するようにとの政府内での検討が始まった。
自治体まかせにするのではなく、財源もつけて手立てを取る事を強く求めたい。政府の責任を果たしいただきたい・・・!と思う。最後まで目が放せない。自治体の超過負担問題は解決しなければならない切実な問題である。