報道されなかった保険福祉委員会の審議から

10年11月27日 | とし子からの手紙 |

25日の保健福祉委員会は10じから17時15分まで終日行われた。

報道されたのは保育所専門委員会の改革案と発達支援相談センターの件だ。そのほかにも激論があった。

1、介護者慰労金について

 介護度3以上の認定を受けた家族を半年以上家庭介護したとき年4万円が支給される市独自の制度である。

高谷市長はこの制度を事業仕分けにかけ、「見直し」の構えだ。保健福祉委員は多くが充実を求めた。

(1)働いていても支給対象にすること(2)介護度3以上という規定は認知症で介護度1,2の人がはずれ実態にあっていないので改善を(3)所得制限で正規で働く人を除外しないことなど拡充の方向で見直すことを求めた。結果として、予算が増えても、それは必要なこと!!とした。私が本会議で取り上げてきた制度改善の一つなので、その論戦の先頭にたったことは言うまでもない。

当局の対応に注目である。

2、児童クラブの実態調査報告について

 市内82クラブの聴き取り調査の結果が報告された。私はその結果に驚いた。有償ボランティアでもいい、がんばっている・・・78%、市の委託事業にして欲しい派10%・・・という結果だ。

日ごろ把握している状況とあまりにも違うので、調査方法に問題があるのではないか・・と考えられた。公明党議員も同じとらえかただった。たとえば、待機児は4クラブだけ・・・になっていた。

質問で解かったことは、運営委員会会長だけからの聴き取りが42クラブであった。指導員や保護者の声を総括しているとは言い切れない・・・と判断した。

それでも結果の中で、改善の指摘は多くある。施設改善(古い、狭い・・・)、指導員の処遇では、労災、雇用保険ぐらいはあったほうがよい・・などの数字は高い。

私は、こどもたちの安全の問題からも市の委託事業とし、指導員は市の職員としてきちん保障することが急務と考えている。放課後児童クラブは年間でこどもたちが学校よりも長くすごす場所だ。充実が必要だと思う。

これも市の方針に注目である。

3、がん対策推進条例について

 いよいよ素案から案の提案の時期となった。各階は持ち帰りでの検討となる。12月10日の委員会で議会案を確定。パブリックコメントをとるかどうかもきまる。

私は、議員提案の場合と当局提案の違いを踏まえ、「ねばならない」とは考えていないが、広く意見をいただくことについてはもちろん否定しない。委員の総意で決めたいと思う。

患者当事者の一人として、思いをこめて条例づくりにかかわらせていただいている。いいものになっていると思うので、議会をご支援いただきたい。

2月議会に成立を目指す。ご注目をいただきたい。

保健福祉委員会は議論が活発である。女性議員は4人いることはその一つの要因だと思っている。実態を知っている議員が多い・・と私は思っている。

一日中議論すると、体重は1キロは減るほど体力を使う。がん手術後の私にとっては結構きついが、全力でがんばっている。がんばりがいがある・・・仕事である。

国保料の引き下げを!・・・ロングラン宣伝

10年11月26日 | とし子からの手紙 |

岡山市の国保料が高い!所得200万円の4人家族の場合、年39万円(介護保険料を含む)の保険料です。

払いたいけど払えない!・・という人が増えています。一年滞納すると資格証明書が交付されるしくみが、国民皆保険制度を壊しています。

いのちは何より大切です。生きることが大切です。病気になったときに病院に行ける大事な制度を守りたい。国保制度は社会保障制度です。相互扶助制度ではありません。

払える保険料にしてください!!実質収支26億円、プライマリーバランスが241億円黒字の岡山市でそれができないはずはありません。国や県にも予算を増やせ!と求めながら、市として命の予算を増やすことに、市民は反対しない・・と私は考えています。

国保は市民の約40%のいのちを支え、必ず高齢期には誰もが加入する保険です。

値下げの署名運動が続いています。ぜひご協力ください。命のパスポートを守りたい!と切実に思うのです。

沖縄知事選イハ氏が猛追!

10年11月25日 | とし子からの手紙 |

これは、私が13年前から着ているジャンパーだ。「ジュゴンの海に基地はいらない!!」である。大激戦の沖縄知事選。イハ候補に勝って欲しい!・・・といてもたってもいられない気分だ。なにかできることはないか・・・と考えて、仲間とともにささやかながら募金を送ることにした。

さ!全国から支援の輪をひろげ、新しい沖縄を作ろう!!

今日は、岡山市議会は常任委員会である。岡山での闘いもがんばるぞ!

あらためて憲法9条を確認したい!

10年11月24日 | とし子からの手紙 |

朝鮮半島が緊張している。武力ではなにも解決しない。

今、あらためてどんな外交が求められているのか、しっかりと憲法9条を確認しよう。日本国憲法は、どんな紛争の解決も武力での解決を認めていない。戦争は外交の失敗である。政府には平和憲法を持っている国の外交力を発揮して欲しい。

マスコミ報道での判断ではなく、事実確認が大事だ。マスコミは政府や財界にコントロールされることがあるので要注意!こんな時こそ「赤旗」が意味を持つ。「赤旗」は本当のことをだれに遠慮することなく報道できる。ぜひお読みいただきたい。

愛媛岡山県人会

10年11月23日 | とし子からの手紙 |

愛媛岡山県人会が20年を迎えた。毎年11月23日に総会と懇親会をしている。私は愛媛出身で、18歳のときに岡山に来た。年をとるごとに、故郷への思いが募る。故郷つながりはうれしい!!

今日も楽しいひと時を過ごした。アトラクションも盛りだくさんで、大いに盛り上がった。

日本舞踊、女性コーラス、伊予万歳、ハードロックと多彩で、いずれも愛媛県人つながりのグループである。笑い、語り本当に楽しかった。

笑いと愛のある愛媛県人会にぜひご参加いただきたい!愛媛県にご縁のある方はご連絡ください。ふるさと便りを届けに来てくれたマドンナ大使とパチリ!

「崎本さん、がん患者会をつくって!!」

10年11月23日 | とし子からの手紙 |

昨日、Mさんから突然電話があった。

肝臓がんで再手術をし、退院したばかりだという。とりきれなくて、抗癌剤治療の予定だが、外来治療で週に一回通院するという。

「副作用のことや治療費のことなど不安があるが、心置きなく話したり、相談したりするところがない。崎本さん、そんな場所をつくってほしい!」という話だった。

私は胸を衝かれた思いだった。私自身も地域での「がんサロン」の必要性を感じているところである。患者当事者は家族にもいえない、いや家族にだからいえないこともある。でも、患者同士だから語れることがある。そういう場があるだけで、どんなに楽になれるだろうか・・・。Mさんには病院のがんサロンを紹介した。

今、私にできることがあるかもしれない。いや、同じがん患者である私だからできるかも・・・と思い始めている。

心置きなく話ができる場所、機会をつくるところからはじめようか・・と考え始めている。「4月の選挙が終わったら、できることからはじめたいと思います・・」と話すと、「それまで生きていられるかな・・・」とのつぶやきが・・・。胸に痛みが走った。

地域の「がんサロン」は、今求められている・・と思える。一歩ずつ歩みはじめよう。

沖縄の闘いが熱い!

10年11月22日 | とし子からの手紙 |

沖縄知事選と宜野湾市長選は、あと一週間で投票。28日投票である。

全国からイハ候補、安里候補への連帯の思いを届けたい!

政府が中国の脅威をマスコミで強調したり、いろんな妨害をしても本筋を見失うことはしないで、これからの沖縄(いや日本)の生きる道を判断しよう。

平和は防衛力では守れない、外交力が必要。憲法にそった外交こそ重要だ。イハ候補は、行動をし続けている。アメリカとの直接対話を含め、沖縄の県民の声は必ず政府もアメリカも動かすと確信している。知事選と市長選に勝利しよう!!

共闘を大切にしながら、共産党は全力を挙げている。連帯の力で勝とう!