公園協会からシルバ―財団への貸し付け1月延期(1/28まで)に

07年12月26日 | とし子からの手紙 |

 シルバ―人材センタ―への市からの貸付金1億2千万円は、いまだ執行凍結中である。確かな返済計画は示されていない。共産党だけでなく、どの会派も凍結解除の状況にないと声をそろえる。保健福祉委員会は参考人招致をしたが、発言にくいちがいが見られる。つまり、「偽り」を言っている人がいるということである。

 当局の手によって真相が解明されないとき、議会は特別の権厳をもって調査することができる。「100条委員会」である。

 岡山市議会は約20年前にチボリ問題で、10年前に社会福祉法人問題で100条調査をした経験をもつ。いずれも、議会としての役割を果たしたと思う。シルバ―問題はどうなるだろう。このままではすまない…と私は思っている。

 公園協会はシルバ―財団に5000万円を貸している(理事長判断)。12月28日までだった期限を1ヵ月延期すると、今度は理事会で決めたとのこと。崖っぷちである。貸したのは協会の運転資金なのだから…。

薬害肝炎訴訟―再発防止の願い届く「一律救済」を!

07年12月24日 | とし子からの手紙 |

  福田総理が議員立法での「一律救済」の方向を示した。

 原告の顔が輝く。そして「中容をきちんと確認したい」と冷静な反応。でも、切なる願いは政治を動かしている。

 薬害問題や公害問題は、企業の利益補償のために、国民の生命が犠牲にされる問題だ。この訴訟は、それを繰り返さないために立法により、再発防止をという闘いだ。心から応援したい。

 私が看護師になったのは、カネミ油症事件が1つの動機だった。何の罪もない人が、大企業の儲けの犠牲になっているのを知って、怒りと共に、「役に立ちたい」と思ったのである。そして、日本共産党に行きついたのは、この政党は、大企業のこうした横暴と闘っているからだ。

 日本の国が、アメリ力への奉仕と大企業の支配から解き放たれたら、ただ国民のくらしといのちのことを考える政治になったら、もう少しは患者さんの苦しみが少なくなると私は思う。

年末モ―ド

07年12月23日 | とし子からの手紙 |

 小・中学校、幼稚園は冬休みに入った。先週末はどこへ行っても大そうじだった。

 わが町内も子ども会のクリスマス会をした。ケ―キのデコレ―ションを自分でする。生クリ―ム、チョコ、イチゴなどフル―ツもたっぷり!「これしてみたかったんよ!」と目が輝く。いいネェ!

 img_0173.JPG子ども会で気をつけるポイントは、自分以外の人の分もつくること…。そして、あれこれの会話を楽しみながらするのがいい。子どもたちは、その子らしい言葉でいろんなことを話す。私は、どの子も愛おしい。「そうなんだ…」「へェ―」と相槌うちながら、子どもたちの話をきく。

 img_0175.JPG親の分、姉ちゃんの分…といいながら作って、今年のクリスマス会は終わった。来年もケ―キのデコしよう!!

 つくったケ―キもまだおいしくいただけない私…。でも、快復傾向はまちがいなし。気カでがんばりぬいて年末の仕事にきりをつけ、わが家のお正月準備に入ります。

政令市問題で山場だった11月議会閉会―費用弁償廃止の陳情は継続審査

07年12月22日 | とし子からの手紙 |

 市議会は「政令市移行を推進する意見書を共産党以外の賛成多数で可決し閉会しました。

共産党市議団がこの時期の現状での政令市移行を時期尚早とした理由は基本要件の人ロが国勢調査では70万を超していないこと、行政区割は、東福祉区と中央福祉区をあわせた「中央区4区がベタ―と考えたこと、区役所、支所等の人員体制が確保できる方針がないこと、財政シュミレ―ションも示されないままであることなどです。議会がそれらを詰めないまま、「推進」はできないと考えました。

>> 声明 政令市移行は時期尚早 PDF24KB(日本共産党岡山市議団)

意見書は県知事に届けられました。「いまから、ここから」です。ひきつづきこれらの内容を明らかにして、市民の幸せにつながる政令市づくりになるように粘り強く不安要因をなくしていくためにがんばります。

国会は政治資金規制法の領収書公開は1万円以上にしている由。ふざけるな―!!です。1円以上じゃなかったんですか!?ドサクサ紛れで、1万未満の伝票が1000枚あったら、それは、国民でなくて「監査」が実務チェックというしくみは納得できません。共産党が反対した理由です。

市議会は、市民団体から出されている「費用弁償を廃止を求める陳情」が継続審査に。共産党と政隆会が採択を主張。他会派も前向きな検討をされている様なので、08年度はスッキリ廃止のスタ―トがきれる様がんばります。全会一致をめざします。

米軍への思いやり予算2083億円!?社会保障費2200億円の自然増圧縮…ひどい―国の当初予算

07年12月21日 | とし子からの手紙 | コメント1通

img_0171.JPG 来年度の国の当初予算の内示が示された。米軍への思いやり予算が2083億円も組まれている。駐日大使から感謝されたそうだ。

 一方で、社会保障費は自然増すら2200億円削減。厚生年金、国民年金も保険料の値上げ、75才以上の医療制度の導入、負担増がつづく。

 この国は国民の生命より米軍が大切なのだ。税金の使い方がそうなっている。―こうした政治は認められない。そろそろ日米安保条約をやめて、対等な友好条約に変える時代に入ったんじゃないか…。私はそう思う。

 米軍を思いやる福田首相が、薬害C型肝炎訴訟の原告団になんと冷たいことか…。「8億円を30億円に増やしたんだからいいじゃないか」と官僚は計算したのかも知れない。しかし、「一律の生命の救済」という意味をわかっていて、責任をとろうとしないのが福田首相の姿勢。それを原告団は見抜いている。その凛とした姿に私は涙がこぼれた。

 生命をかけた叫びに耳を傾けない首相や大臣は、その資格が問われている。

体の中も闘い、体の外でも闘いの真最中!

07年12月20日 | とし子からの手紙 |

 11月定例会は21日が会期末だ。今議会では「政令市推進決議」をめぐり攻防。市長は「何のデメリットもない!安心して下さい」とおっしゃるけれど、行政区割も変更、執行体制も明らかにされず、課長クラスの「今のサ―ビスはできない」の声には何の解消策もない。人ロ要件も流動人ロでやっと70万を超したというが地方自治法では国勢調査人ロが基準だ。とても「安心できない」拙速な政令市移行である。

 しっかり内部充実をして、平成23年の国勢調査で70万をきちんとクリアして、財政も計画的に建てなおし、職員の計画的採用を行って体制を確立する方向の中で「足を地につけた政令市」がいいと思う。

 岡山市は将来必ず政令市になるだろう。だからこそ拙速をいましめたい。その意志を持って、ここは浮き足立たない真剣な議論を!とがんばっている。総務委員の田畑議員の粘り強い論戦に拍手である。議会での闘いが続く。

 一方、体の中の闘いは…

 不覚にも3~4日前から下痢気味となり、2日前から嘔吐が加わり、食事が食べられない。しかし、議会中は私の変わりは誰にもできない。建設委員会で、大規模事業見なおしや下水道料金の値上げ反対の論陣をはるのは私だけだ。1日も休めない。気カでなんとか乗りきっている。議員は気カと体力の必要な仕事だとつくづく思う。

 体の外と中の闘いを続ける年末である。毎日会議、さあ!!今日は議会運営委員会だ!

行革で保育園の子どもたちの牛乳代補助900万/年を削った市が、西ロ広場整備に107億円!?―大規模事業こそ見直しを!!

07年12月19日 | とし子からの手紙 |

 高谷市長は行革を推進中。子どもたちの牛乳代補助をやめ、職員の新規採用も凍結中だ。あちこち5%カットをいい、年間5億円余を削る。

 ところが、駅周辺の事業はどうか。東西連絡通路と西ロ広場整備で合わせて144億円!?このうちJR西日本に補償金として66億円余をさしあげる契約だ。この2つの事業にJRは1円も出さない。西ロ駅舎もJR利用者のための駐輪場も全て税金だ。おかしくないか。

 JR西日本は株式会社だ。1企業のためにその企業利益を助けるような事業を税金でやる時代ではない。当然応分の負担を求めるベきである。

 今回、用地購入費30億円余のうち10億円余の予算が提案された。私は駐輪場のための土地購入はすべきでないと考えた。一方で下水道料金の値上げを市民に求め、大規模事業は見なおしなしで推進はおかしい!大規模事業こそ見なおしが必要である。