代表質問に立ち、60分フルに論戦
市議会は代表質問は60分、個人質問は30分と決まっている。質問に向け、担当課と情報収集や課題のやりとりができる。これが大事。現状を正確に把握して政策提言する。
障害者自立支援法の地域生活支援事業への国の補助金が、2割削られ、4300万円余も減る内示が出ていることを把握。予算はついているはずなのに、岡山市には何の非もないのに一方的に補助金を切るとは…。怒りがこみあげる。政府与党のすることは、こういう地方いじめだ。当局と共に、議会はこの復元を求め動かなくてはならない。国が補助をきると、県もきるというのもおかしい!!弱い者いじめは認めることはできない…。全会派で動ける様に働きかけたい。
岡山市にやっとセクハラ苦情処理委員会の設置がされた。名前は気にいらないけれど、これで組織的に動くことになる。これで、泣きねいりをしなくて済むように、その実効を求めてゆきたい。
憲法も法律も計画もいくらいいことを書いてあっても、やはりそれを現実に生かす努力なしに、生きないのだ…とあらためて思った。
水需給計画の下方修正、国保の減免制度の拡充の方向が示唆されるなど実り多い代表質問だった。
政令市移行で仕事は増えるが、採用凍結中…そして、今年度退職予定332人!?
今日、一斉に各常任委員会が開かれた。その中でわかったことは…
児童相談所、精神保健センタ―、身体・知的更生相談所は保健福祉会館内へ設置。一時保護所は鹿田町(河川事務所のとなり)へつくる。
人的体制はまだ未定が多い。きちんと配置しないと市民サ―ビスは落ちる。職員採用3年凍結のままではきちんとした配置は不可能。
今年度退職見込みは332人、来年度をあわせると約600人が退職となる。土木・建築技師は27名退職(定年分)とのことで、国県道の管理を増やすと、今までのサ―ビスが維持できない憂慮すべき状況。市長に採用凍結を解除するよう進言せよ!と局長に申し上げた。
市民サ―ビスが低下する政令市など認められない。職員採用凍結のみなおしはその必須条件になってきた。
県から1387の移讓事務―職員採用3年凍結のみなおしを!
11月30日に、政令市移行事務についての県との合意内容が示された。法定事務、任意事務あわせて1387項目。県単独事業も含まれている。乳幼児、障害者などの医療費助成制度は全て市の業務になる。県は改悪につぐ改悪で県民を苦しめてきた。自民・公明の圧倒的多数のもとでそれは行なわれた。
市議会はちがう。今は保守系無所属で自民党はいない。これからかわるのだろうが、県のときより市民の声に耳を傾けるかも…。
市議会議員は仕事の領域が広がる。ほとんどが市の仕事である。
それにしても、これだけ仕事がふえると職員体制が心配である。採用凍結はなんとしても解除を!と思っている。