「是々非々」の違い

10年06月1日 | とし子からの手紙

社民党は「泣きながら」民主党政権を離脱した。

8ヶ月前に成立したときから、「根本政策の違いがあるのになぜ連立なのか・・・」と思っていた私には「涙を流す」ような離脱とは思えないが、罷免された党首と辞表をだす辻元議員が泣いていた。

これからは、「是々非々」だ・・・という。

日本共産党も「是々非々」を貫いてきた。社民党と共産党の違いは根本政策でブレたことがない・・・ということだ。共産党は違いを認め合いながら、政策で一致すればどの政党とも手をつないで実現のためにがんばってきた。政権に入らなくても、国民生活の向上のためには政策をリードし、実現することはできる。

市政を通じて私はそれを実感している。

さて、社民党の「是々非々」が共産党のそれとはずいぶん違うことに気づく。これからますますその違いがわかるだろう。社民党には「偽装離脱」といわれないようがんばって欲しい。

労働者派遣法の大穴だらけの「改正」に社民党は賛成だ。後期高齢者医療制度、障害者自立支援法などの問題でもその姿勢が問われることになる。

どちらにしても国民の声とあきらめない草の根運動の力が政治を動かすことに確信をもって参議院選挙を闘おう。