トヨタ自動車の剰余金11,3兆円!!

09年11月6日 | とし子からの手紙

不況だといって、トヨタは期間従業員を9000人から1200人に削減。ところが、「エコカー」の増産のために・・・と契約期間を示さず1600人期間従業員を募集中だ。人を人とも思わぬ「使い捨て労働」を日本を代表する企業が行ってはばからない。企業の品格が問われている。

さて、そのトヨタの9月末の利益剰余金が11兆3658億円で3月末と同じだという・・・。9000人の雇用確保のために正社員(年収500万円)で雇ったとして年450億円、利益剰余金の0,4%だ。

一方で、株配当は1株あたり20円を確保したというが、労働者を切りながらあげた利益で株主には奉仕する・・・という企業としてのあり方に日本のゆがみを感じる。儲け主義だけでは社会的責任は果たせない。株で儲けた利益には税金の税率も甘い。10%の税率だ。お金持ちにはお金が集まるように仕組んである。

こういう大企業やりたい放題と金持ち優遇を正せたら、この国も少しやさしい国になる。