「こども虐待」は第4の発達障害
おかやま児童虐待事例研究会の10周年記念の講演会とパネルディスカッションがあった。はやくから予約しておいた私は、あいち保険医療総合センターの杉山先生の講演を聴きにいった。
児童虐待は第4の発達障害の様相を示している・・・。虐待が脳の発達を阻害する・・・。とりわけ性虐待は潜在化しているが、この悪影響は大きい・・・など事実を知ることとそれに対応するために、ケアセンターを作ること、日本型の社会養護システムを作ること、こどもへの投資はみらいへの投資であり、児童養護の予算を増やすこと、養護施設の「虐待」をなくすこと・・などの提言がされた。
私はDV被害者支援の経験から、性暴力や総合的なケアセンターの必要性は日ごろより認識しており、共感した。
司法面接のできるスタッフが全国的にも少ないので、その知識を身につけたいと思った。私は看護師であり、自分のスキルをあげる努力をしたいと常におもっている。
「たのたの亭」のランチおいしい!
藤崎641?1に「たのたの亭」がある。麦100パーセントの「地発泡酒」と地産地消メニューの食事が楽しめる。(写真撮るのを忘れました)
オセラで紹介されていたので、私ははじめて昼のランチ(1000円)を食べに行ってみた。古民家再生の懐かしい雰囲気の中、女性グループ4組が食事を楽しんでいた。
出てきたランチは8品。鯵のマリネ、たけのことインゲンの卵とじ、高野豆腐としいたけの煮物、せりの和え物、などに味噌汁とご飯。ご飯がおいしい!(おかわり可)野菜は無農薬野菜とか・・・。
食後のコーヒーや紅茶は、7年間表町で専門店を営んでいた八田さんが入れてくれる。その手順を見ていて、何気ない配慮のきいたやさしさがうれしくなる。
笑顔のすてきなスタッフは女性のみ・・。こういう店は応援したくなるのである。
今度は運転手つきで、自慢の「発泡酒」を飲みに行こうか・・・。
岡山市もDV被害者へ「給付金」を支給
2月議会では各会派が定額給付金問題を取り上げ、生活困窮で一番給付が必要なDV被害者やホームレスに人たちへの給付を求めた。
「バラマキ」給付金制度に問題はあるが、加害者に支給されて、被害者が受け取れないのも理不尽な話だ。私はこの際、一度きりでなくDV被害者に「生活給付金」制度をつくってはどうかと思う。
ともかくも、昨日市長は、市の独自財源で「給付」の方向を明言した。要綱や補正予算は6月議会へ向けて具体化される見込みだ。実現に向けて、最後のつめをしたいと思う。
火曜日は朝の街頭宣伝・・・続けて23年目
火曜日朝は街頭宣伝である。続けてもう23年目。行きかう高校生も顔なじみ、挨拶してくれる。
時々の話題、政冶の動き、市政の動きや共産党の政策をつたえてきた。
雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けない・・・
継続は力である。
今や地域のみなさんから、火曜日の「風物詩」のように言っていただくようになった。
さんかく岡山10周年!
表町三丁目に「さんかく岡山」が誕生して10年。
全国最初の市立による配偶者暴力相談センターも「さんかく岡山」内に設置された。男女共にその人らしく生きていくためには、社会の制度やしくみ、考え方などを良いほうへ変えていかなくてはならない。
岡山市はその実現のために条例や計画をつくり、時々に到達点を評価をしながら取り組んでいる。「市民協働」の進め方もその特徴であった。岡山には「市民力」もあり、市民が政策作りに参画してきた。
その拠点となってきたのが「さんかく岡山」である。
これまでの10年をふまえ、新しい10年へのスタートをきろう。23年かかわってきた者の一人として感慨がある。
今年、岡山市は「DV基本計画」の策定中である。さすが岡山市だ・・・といわれるように、実態をふまえた「役に立つ」計画にしよう。
本日午後1時より、「10周年を祝う会」があった。内閣府男女共同参画局長の板東久美子さん(朝日高校卒)の講演で、「現状と将来展望」を考えた。
「生活困難」と男女共同参画について考えさせられた。国はこの視点での施策を考えているという。日本は、能力において男女差はなくなってきたいるが、「参画」においては先進国では「最下位」という状況・・・現実を直視しよう。特におくれている医師、研究者、公務員の分野での女性比率をあげるために取り組む事が報告された。各分野の管理職比率向上も課題である。
これからの社会の活性化のカギは「多様性の推進」である・・・と確信した。