立石憲利200冊出版のお祝い会

10年09月19日 | とし子からの手紙

「民話のおじさん」といえば、立石憲利さん。毎年私の続けるアップル文庫主催の「民話の会」に来てくださる。その語りはすばらしい!

立石さんは、訪ね歩いて7000話以上の民話を聴き取りそれを本に、CDに・・・と収録してこられた。「聴く、調べる、語る」がそのスタイルだ。「年寄りの人は、本当に物知りだ。一人亡くなると図書館が一つなくなるほど・・・・。」との言葉は実感なのだろう。

幼いときのふとんに入ってきいた昔話の記憶がやさしく耳にのこり、「親の昔話はその時間が愛の時間だった」という。今、私は孫に昔話を語るが、その情景と重なって、心を暖かくする。何もなくても人がいれば、話はできる。そういう関わりが今ほど大切なことはない・・・と私は実感するのである。

これからも体に気をつけて300冊への挑戦をされますように・・との思いをこめて、花束を手渡した。

その後、市民病院を考えるシンポジウムへ参加。住民の皆さんから、岡山市の不誠実な対応への批判が出されていた。



Comments

コメント 大野
日付: 2010/9/19 日曜日, 22:36:49

画像を保存させていただきました。
ひっそりと私が写っていたから…、です。