日本の文化・芸術予算は0,11%!?

10年09月13日 | とし子からの手紙

芸術の秋である。岡山では、国民文化祭が予定されている。

私は文化や芸術は生きるのに必要な要素だと思う。歌はこころに栄養をくれる。読書で人生の生きる道を見出したことも少なくない。

冬のがん闘病中のころ、病室で「は~るよこい!は~やくこい!・・・・」と歌いながら、春になったら先が見えるにちがいない・・・!と希望をもつように心を励ました。ずいぶん「治るには・・・」を考えて、本を読んだ。生きることと死ぬことを身近なこととして考えた。本や音楽はこころのバランスをとる「いい薬」になった。

演劇や映画を見に行くことを外出の目標にした。

人が生きるにあたって、芸術や文化はかけがえがない。しかし、国はそこに予算を使っていない。日本の予算に占める文化予算は0,11%。せめて0,5%に増やして欲しい・・・と俳優、歌手、舞踊家が署名運動にとりくんでいる。はじめての取り組みだそうだ・・・。協力したい!

フランスは0,81%、韓国は0,73%、ドイツ0,39%、イギリス0,24%といずれも日本より高い。

声をあげ、運動することは必ず政冶を動かすとわたしは確信している。