米軍ヘリ墜落から6年

10年08月13日 | とし子からの手紙

沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したのは今から6年前のことだ。日航機墜落事故の影で報道されないが、忘れてはならない事故だと思う。

米軍基地があるということは、大きなリスクを抱えていることでもある。絶えないこどもや女性への暴力、交通事故、そして墜落事故・・・。

ある人が「崎本さん、本当に米軍基地は要らないと思う?」

私は「本当にいらないと思う。中国とも北朝鮮とも本気で向き合い、対話することなしに付き合いはできない。国際的な関係も外交力が勝負。戦争は外交の失敗の結果よ。」とこたえた。

抑止力論にとらわれている政府は確信が持てないだろう。しかし、国際社会は紆余曲折をしながらも、アメリカ一国主義ではなくなったし、軍事同盟の「連帯」ではなくなってきている。

国際社会も事実と道理で動く時代に動いていくに違いない。