市立「へいわかん」をつくろう!!

10年06月13日 | とし子からの手紙

6月29日は岡山空襲の日である。市は、「平和の日」と定め、追悼式が行われる。一夜に約2000人がなくなった。

私は戦後生まれだが、繰り返し体験を聞き「追体験者」の一人になった。子や孫に二度と戦争や戦災の苦難を与えてはならない。そのためには、事実と記録をしっかり伝え、「追体験者」を増やさなければならない。

NPO法人平和推進岡山市民会議は平成8年以来14年にわたって「空襲資料館」を運営してきた。すべて民間の運営である。こどもたちの平和学習の拠点となっている。

しかし、いつまでも民間で・・・というわけにはいかない。市立「へいわかん」をつくることが今こそ重要である。市議会は、全会一致で陳情を採択している。今の議員の手で市立「へいわかん」をつくろう。西口のデジタルミュージアムには学芸員もいて、展示スペースも確保できる。「すぐにでも」実現できる。岡山市民の平和学習の拠点として、「岡山空襲を忘れないで!」の思いをこめて市立「へいわかん」を今こそつくろう!!

12日にあった岡山空襲65周年の集いは、早乙女勝元さんの話をきいて、その思いを強くするいい集いだった。