前田秀明さん(59歳)逝く

10年06月2日 | とし子からの手紙

人権岡山の副代表で、地域人権運動のリーダーだった前田さんが29日亡くなった。2年前から闘病中だった。気遣いのできる人だった。人の縁や繋がりをたいせつにする人だったから、友人も多かった。きょうの告別式はいっぱいのひとだった。

わたしが前田さんとであったのは、1975年の春・・・。選挙の支援で、前田さんは候補者カーの責任者、私ははじめてのアナウンサーをしていた。21歳の看護師成り立ての頃である。

だから、35年の縁である。連れ合いの真理子さんとも親しくしていたから家族づきあいだった。すてきなご夫婦で、オークションで手に入れた絵画をうれしそうに見せて下さった。

約2年の闘病を真理子さんが支えきられた。久しぶりに会った真理子さんが一回り痩せていて気になった。最後まであきらめずに秀明さんらしく生ききったのだとわかる家族の挨拶に涙があふれた。

「戒名はいらない。どこまでも前田秀明でいたい・・」との希望どおりの告別式は前田さんらしい・・・と思えた。

あきらめない生き方をわすれません。今はゆっくり休んでください 。



Comments

コメント 音田 輝元
日付: 2011/2/26 土曜日, 15:31:02

●昨日友人から,前田君のことを初めて知りました。高校時代にはいつも二人で楽しんだ仲です。卒業後は,出会うことがほとんどありませんでしたが,「今も岡山で元気に活躍しているのだ!」とばかり思っていました。●今頃になって知ったこと,本当に恥ずかしいです。(事情で高校生活を勝山で)大阪から,勝山に帰る機会がなかったものですが,「こんな大切なことを知らなかったとは・・・」本当に悔やまれます。もう一度前田君と話がしたかった!あぁ本当に悔しい。「おーい音田!」の声が聞こえてきますね。●前田君が活躍していたことは・・・私の誇りです。これからも前田君との思い出を活力にして,大阪で活動していきます。前田君!ありがとうございました。