市政報告を配って不法侵入!?

09年12月1日 | とし子からの手紙

dscn0723.JPG葛飾区で、日中穏やかに共産党区議団の区議会ニュースをオートロックのないマンションに配っていた僧侶の荒川さんが突然警察に捕まり、23日も拘留されたうえに起訴され、一審で無罪、二審で有罪、最高裁で「5万円の罰金」という有罪判決となった。そのマンションには玄関ホールにチラシやパンフレットなどの投函を禁止する張り紙があったので、「管理組合の意思に反する」と判決はいう。おかしい!!

一審では、「ビラ配布を処罰対象とする社会通念は確立していない」として無罪だったものを逆転しての不当判決である。そのマンションにはミニコミ紙や商業的なチラシも一切入らないことはないだろう。それを共産党の区議団ニュースだったから警察は検挙したのではないか・・・。共産党への弾圧ともみえる。管理組合は、入居者の総意で張り紙をしたのではないことも明らかだ。

この時代に、知る権利や知らせる権利をこれほど理不尽に踏みにじるとは・・・!!最高裁は憲法の番人であるべきだ。最高裁は間違っている。

市政報告は市民への責任だとわたしは考えている。行き届いていないことを責められこそすれ届けて「逮捕」は全く道理に合わない。

荒川さんは闘いをやめないし、ビラ配りもやめない!!と話し、国連自由規約委員会に人権回復の申し立てを検討しているとのこと。ネバーギブアップ!!

日本の自由と民主主義のためにまけられない。支援を続けたいと思う。

>> 2009年12月1日(火)「しんぶん赤旗」ビラ配布 不当判決 最高裁 上告棄却 弾圧を追認

荒川さん(右)