政党助成金への依存症!?・・民主党83,6%、自民党51,4%、社民党51,1%
08年の政治資金報告書が公表された。
自民党は政党助成金と企業献金で60,5%、民主党は同じく収入の84,5%を占めている。社民党は51,1%を政党助成金が占めており、「税金」で政党活動を支えている現実が明らかだ。
税金の無駄を徹底的になくす!・・・といっている政党が「税金依存症」の状態である。自らの税金の使い方にこそメスをいれるべきである。
しかも、本来年度ごとに政党助成金は清算して、使わなかったら返すべきなのに「基金」として積み立て、選挙のときにテレビコマーシャルで政党宣伝をする費用にあてる。草の根の宣伝活動には制限を加えながら、マスコミを使う宣伝は野放し・・・というあり方は、大政党優先である。
政党助成金は政党の活力を奪い、政党を堕落させる・・と私は思う。
さて、日本共産党は企業献金も政党助成金も受け取らず政党活動を維持している。党員の党費、支持者を含めた個人献金と事業活動でまかなう。事業活動とは、赤旗新聞の購読料などだ。
財界にきちんとモノをいえる体質はここにある。しかし、こういう財政を支える日常活動は、苦労も多い。党員は、多くがしんぶん赤旗をボランティアで配り、集金し、購読をお願いする活動をしている。議員ももちろんになっている。私は、集金や配達をするとき、「これが原点だ」といつも思う。
楽をして税金で政党活動をするようになったら、庶民から感覚がズレるんじゃないだろうか。
政党助成金も企業献金も廃止以外にない!!