「食育」をすすめる「弁当の日」の取り組み・・・こどもがつくる「弁当の日」です!
香川県の滝宮小学校では、食育の取り組みが系統的におこなわれている。その最後の仕上げが5,6年生が取り組む「弁当の日」である。「弁当の日」とは、栄養を考えた献立つくり、買い物、調理、盛り付けすべてをこどもが行う。大人は手出しをしてはいけない。
最初の日は、朝5時に起きて学校に間に合うようにがんばるこどもたちの姿があり、自分の作った弁当を見せ合いながら、どの子もニコニコ顔になる・・・。
思えば、調理とは、総合的な力が必要である。栄養を考える知識、自然の様子をふまえた献立つくり、手際を考えた調理技術と計画性・・・。これらの集大成として「弁当」はできる。いい取り組みだな・・と思う。給食を軽視するのではなく、食育を効果的に進めるための「弁当の日」を取り組んではどうか。
低学年から食への関心を育て、農業体験を重ね、食の知識を蓄えて「弁当の日」がある。
私は長女で、小学校のころから家事を担ってきた。みかん農家の我が家では、母も働き手で家事を母だけが担うことはなかった。家族がそれぞれ役割をもち、助け合って生きていた。話をききながら、そんなことを思い出していた。
食育の前提は、食料自給である。主催した「食べもの通信読者会」のメンバーは、食料問題への関心が高い。民主党がいう日米自由貿易協定(FTA)に怒りいっぱいである。
「なんであんなこというの!!農業が壊れてしまう」
日本の食糧は日本の大地から!・・・と共産党は自給率を急いで50%に引き上げる提案をしている。