看護協会も2200億円の社会保障費削減に反対!!

08年07月20日 | とし子からの手紙

img_0031.JPG小泉内閣の時以来、毎年の社会保障費削減が続いている。その中で、患者さんが、医師が、看護師が苦しみ、介護職はワーキングプアを余儀なくされ、医療や介護の現場が荒廃してきた。

来年度こそは、この削減をやめさせたい。言うまでもなくやろうとしているのは、自民党と公明党である。

政府は、09年度予算編成方針の中で、「抑制路線を堅持」との考えである。今月末の閣議了解の前に、NO!!の声を届けようと、医師会や看護協会も動き始めた。

東京都内では、24日に、削減撤廃を求める医療関係団体の決起集会が予定されている。

医師会や看護協会は、これまで自民党の支持母体とされてきた。これほど政策が、違ってきてもまだ支持を続けられるのだろうか・・・。少なくとも、科学的思考をする集団ならば、支持継続はありえない。

つまり、今の日本の医療政策は矛盾の只中にある。

医療人は政治家ではない。いのちにかかわる社会的使命をもつ職である。看護協会が、職能団体として、社会保障費削減に反対の声を上げることに、賛意と拍手を贈りたい。

共に、いのちの予算を増やせとがんばりたい。議員になって22年目の夏、政治家になりきれない「看護師」崎本の偽りない思いである。

漁業者が自分の職をかけた闘いに立ち上がっている。今、看護師もまた、社会的使命を果たすために立ち上がる時である。