医療系のドラマがおもしろい!

08年07月14日 | とし子からの手紙

今、医療系のドラマが2つ放映中。

1つは、「TOmOrrOw」(日曜日・9時)。

毎年2億円の赤字の市民病院が舞台。建て直しにやってきた敏腕脳外科医は、「セレブのための儲かる病院づくりをしようとするが、熱血看護師と8年前にメスをおいた外科医が住民のための病院をつくろうと努力する。ぶつかりあいの中で、日本の医療の問題点や、医療とはなんなのかをするどく問いかける。

岡山市民病院とも重なっておもしろい。

昨夜のストーリーでは、「患者が、あきらめていないのに医者が見捨ててはならない」との言葉がこころに残った。

もう1つは、「コードブルー」(木曜日・10時)。

救急のドクターヘリの研修医の成長を描く。救急現場の厳しさとそれになかなか対応できない若き医師の苦悩と人のいのちを救うことの使命観を伝える。

いのちは何より大切である。私は、かつて救急医療に携わった看護師として、手遅れの患者さんを目のあたりにしてきたものとして、いのちを支えるための環境整備にこだわってきた。いのちは、お金に変えられない価値をもつ。市民病院にかかりたい患者がいるかぎり、この病院は必要。

その思いをしっかりと受けとめ、市民のために苦労をいとわず働く医療人でいたいと思う。

医療系ドラマをみると、刺激を受ける。人に役立ついのちでありたいと切に思うのである。