福井市と富山市の交通戦略、そして富山型デイサ―ビスの視察に行ってきました。

08年05月16日 | とし子からの手紙

 昨日と今日の1泊2日で、福井市と富山市へいってきました。高齢社会になるため公共交通を重視して、車依存を変えようという方針でまちづくりをしているのです。img_0038.JPGそして、先日来紹介している富山型デイサ―ビスの行政サイドからの情報収集をしました。詳しくは後日レポ―トしますね。

 img_0031.JPG富山といえばLRT…。岡山市で走っている市内電車のM0M0が7台も走りまわっているのです。もとJR富山港線が電車化され、10分毎に走っています。利用は平日で約5000人。赤字予想をはねかえし、黒字運営です。総合的な街づくりもあわせて考えられていました。

 岡山市でも電車の環状化や吉備線のLRT化の検討がされており、必要な情報収集でした。

 それにしても低床電車は乗りやすい。私はよく電車や自転車を活用しますが、高齢社会にふさわしい公共交通を全市的視野で考えなければなりません。市の交通戦略の総点検が必要です。

 富山―岡山間は乗り継いで4時間…!「富山―韓国は2時間もかからない」と韓国からの旅行者は話しておられました。富山市域は1230平方Kmで、7割は森林です。遠くに雪をいただいた山の嶺が美しく雄大に人々の暮らしを見ていました。