「アンネのバラ」をふやそう―今日は憲法記念日、平和といのちを守る憲法

08年05月3日 | とし子からの手紙

img_0069.JPG 「アンネの日記」ならぬ「アンネのバラ」が我が家で咲いている。

 夫が分けてもらってきて挿し木で根付かせた。ガ―デ二ングが趣味の夫に、「アンネのバラ」を分けて増やして、平和を考えれるね。こうゆうのも立派な運動だよね。」と私。

 先日の辛淑玉さんの話の冒頭で、「アメリカに行ってたんですが、高校生が男性も女性も髪を伸ばしてたんですよ。実は私も今髪を伸ばしているんです。なぜだと思いますか?」という問いかけがあり、様々な答があった。

 「恋をしたから…」

 「好きな人ができたから…」

 「女性らしく見せたいから」…

  でも、彼女は次のような意味のことをいった。「高校生たちはお金がない。でも何かできるボランティアはないかと考えた。そして、白血病と闘う子どもたちは化学療法で毛髪がぬけてかつらがいるが、そのかつらは25Cmの人の毛髪で1ケつくれることを知る。3年くらい伸ばすと25Cmになるが、卒業前にその髪を切って寄付をする。その時の美容院代は無料になるしくみ(1回だけ)がある。高校生たちはそのために髪を伸ばしていた。それで私も伸ばしてみようと思って伸ばしている」

 「お金がなくてもできることはいろいろある」と。なるほど…と納得。

 あなたにも私にもできることはあるはず。それぞれの条件を生かして、考えていろんなことしましょう。

 憲法9条と25条にこだわってきた私は、あらためて「憲法」を手にとり、平和といのちへの思いを新たにしています。