『乳と卵』を読んだ

08年03月16日 | とし子からの手紙

img_0064.JPG 芥川賞受賞作品はできるだけ読んでいる。赤旗日曜版の『人』?で川上未映子さんが登場。

 樋ロ一葉の文体に似ている…との文章に興味をもった。

 長いセンテンス、私にはわかりづらい「短語」もある。決して読みやすいとは思えない文章だが、独特のリズムがある。奇妙な世界…。気づくと2時間足らずで読了。

 服は脱げても体は脱げない…。なるほど…と作家のメッセ―ジを受けとっていた。