薬害肝炎救災法が成立―自分の生命だけでなく全ての生命が大切とがんばった原告

08年01月12日 | とし子からの手紙

 5年間裁判で闘ってきた薬害C型肝炎訴訟は救災法の成立で和解合意へ。大きな前進である。よかった!!!

 何人もの人が肝がんでなくなった。政・官・財の癒着のもとでくりかえす薬害問題。今回も背景は、感染が予想されていたのに旧ミドリ十字(薬害エイズ問題もおこした)は非加熱フィブリノ―ゲン製剤をつくり、厚労省はそれを認可。その認可をした厚労省官僚はミドリ十字へ天下りして、副社長に。政治家へは献金をつみ黙らせた。そんな政治構造の中で薬害が跡を絶たない。この政治をかえなくてはならない。献金を受けとる政党は失格だ。

 原告団は、C型肝炎だけでなく一般肝炎対策につながる様これからもとりくむという。自分の生命だけでなく、全ての生命のためにがんばる姿に感動する。

 インタ―フェロンの治療は高額である。1万?2万/月はかかる負担は重い。B型、C型肝炎感染者は約350万人。今回の救災数は約1200人である。