質問への反響

11年03月1日 | とし子からの手紙

最後の質問が終わりました。大勢のみなさんが傍聴に来てくださいました。本当にありがとうございました。

最後まで「攻め」の質問を・・・とがんばりました。

「命は何より大切です。がん体験をして実感しています。がん患者は外来治療費の重い負担に苦しんでいる。外来での現物給付の制度を実施して欲しい。がん患者を支援する岡山市であって欲しい・・・」と締めくくりました。

その答弁で、「国の説明会で、23年度中にも外来の現物給付の一部実施ができ、24年度からはすべての保険で実施されることになる。岡山市でも怠りなく実施したい」と。

市議会で広域水道事業団(苫田ダム)問題を一貫して取り上げてきました。2000億円を超える超大型プロジェクトは、水需給の過大見積もりの計画で推進されたことを指摘してきました。

私は、2回それを下方修正させましたが、ダムができて6年経過しました。やはり指摘は的中しており、10万トンを必要としていた受水量は、今でも43500トンです。結果として40万トンの全体水量のうち、10万トンは毎日「水に流す」状況です。やはり、過大計画だったのです。

県は広域水道企業団の財政を支えるために毎年6億円を支出。岡山市民は44%の県税を納める県民ですから、市民の税金が2億6000万円も水に流されていることになります。

このままずっと県が6億円を出し続けるか、必要のない(当局は必要だとこじつけるが・・)水を岡山市などが買うか、それとも受水単価をあげるか・・・を選択するときがくるでしょう。つまり水道料金が上がる・・・ことになるのです。

根本解決は、国に利水割合(4割)の下方修正を申し出て、「余水」を解消することです。

私はそれを県と共に国に働きかけるべきと提案しました。「関係自治体ともよく協議を」ということになりましたが、最後まで「ダムは必要だった」という見解を押しとうしているのが市の状況です。

議会は共産党以外すべての会派が巨大ダムを認めてきました。議会が止められなかったのが残念です。

もうじき選挙ですが、「チェック機能を果たす議会をつくるには、共産党の議員は必要だ」としっかりアピールしていきたいと思います。

さて、傍聴者から、「感慨のある質問でした」「すばらしかった!」「