民意を反映する選挙制度とは

10年12月27日 | とし子からの手紙

一票の格差が問題となり、民意を反映する選挙制度の議論が始まっている。良いほうへ変えなければならない。

参議院議長の案は11ブロックに分けて、定数をき決めるもの・・・。定数削減がセットになるといただけないが、一票を生かす仕組みとしては、選挙区をなくして完全に全国比例代表の仕組みがいいと私は思う。

スウェーデンは完全比例代表選挙で、政党を選ぶ。もし選んだ政党にふさわしくない人がいたら、その名を消して意思表示できる。こういう仕組みは、一票の無駄も生まないから、民意を表す。

全国統一で完全比例代表選挙にして、政党名での投票をするのが、一番わかりやすい。日本でなぜこの方式が採用されないのだろう。党利党略で制度が決められているから・・だ。もはや2大政党制では政冶は変わらないことを国民は学んだのではないか・・・。

スウェーデンの人が言っていた・・「私たちはどこの政党でも、自分の望む政策をかかげる政党を選ぶ。政党は変わっていい。自分の支持する政策が変わらなければ・・・」と。政党の名前が問題なのではない、政策をよく吟味して政策をえらぶのだ。そして、政策には政党が責任を持つのは当たり前・・・。公約違反はしない。公約を破れば、必ずその政党は、次に後退する。民主主義・・とはこういうことだ。今の日本の「民主主義」は働いていない・・・気がする。

「国民が主人公」とは、国民の選ぶ力を育み、関心をもって選挙に行く人が増え、自分の一票が政治を変える力があるという仕組みが働くことだ。共産党はこういう仕組みを活かし、国民が主人公の政治を目指している。