HTLV-1ウイルス検査が妊婦検診に追加・・・を厚労省が通知

10年10月22日 | とし子からの手紙

私が9月議会で提案していたHTLV-1ウイルス検査が妊婦検診の中に追加されました。岡山市ではほとんどの病院で検査はされていましたが、自費でした。これが、検診メニューに入り無料になります。10月6日付けで厚労省通知が出ましたが、岡山市の実施期日はまだ決まっていません。早く実施して欲しいものです。

HTLV-1ウイルスの母子感染で、成人になって白血病になることを防ぐために必要な検査です。西日本で多いことから多くの病院ではすでに検診時に自費で実施されていました。今回の仕組みの改善で、国の制度として実施されることになります。よかったね!

血液のがんの予防の仕組みが前進することになります。この問題では前宮城県知事の浅野さんが自ら白血病を発病して菅総理に直訴しておられる姿をみました。私を含めがん患者は、同じ苦しみを少しでも減らしたい・・!と思っているのです。

市議会の「がん対策推進条例」(仮称)作りも患者団体の意見を聞くことになっています。この条例が少しでも「患者負担」の軽減になれば・・・と重いながら取り組んでいます。