今、「看護」を語りたい!

10年08月10日 | とし子からの手紙

私は看護師である。1975年に岡大看学を卒業。外来、救急、手術室、訪問看護、病棟などを経験した。外科系が多く、手術患者やがん末期の看護を多く経験した。ターミナルケアは看護経験10年目ごろの私の課題だった。患者さんに添うことがどういうことか解からず悩み、苦しんだ。

行き着いたのは、「できることはさせてください・・・という気持ちで、そこにいること」だった。せめて逃げずに訴えを受け止めできることを誠実に実行しよう・・・。その実践をはじめてまもなく、議員となり中断することとなった。

しかし、この姿勢は、議員になっても役立った。

看護実践を中断してから24年が過ぎようとしている。今年、自分が患者体験をしてずっと溜め込んでいた「看護」への思いがあふれる。

この間、医療を巡る状況が激変した。「看護」とは何か・・・。あらためて、今「看護」を語り合いたい気持ちが膨らんでいる。