広島の被爆65周年

10年08月6日 | とし子からの手紙

いまから65年前の今日、世界ではじめて原爆が使われた。

岡山市の原爆被爆者慰霊碑の前で、毎年慰霊祭が行われ、私は広島に行かない年は必ず参加する。今日の参加者は約20人。

平末会長は「80歳をこえた。5年後の70周年はできないだろう・・。そう考えて65周年の記念碑を作った。ことしの記念式典にアメリカ大使が初めて参加したが、遅すぎる・・・と悔しさがこみ上げる。・・・・・NPT会議にも参加をしてきた。若い新聞記者のみなさんにも被爆の実状を知ってほしい。・・・」などのあいさつをされた。

高齢になられた皆さんの取り組みは、暑さもあり困難を極めている。にもかかわらず、毎年取り組まれる姿を見て、何よりその真摯な生き方に私はいつも励まされるのだ。来年も必ず参加しよう。核廃絶の声を発信し続けよう。

この秋、慰霊碑に上がる階段に手すりの設置がされることになった。ささやかな配慮の実現である。

天満屋アートスペースで原爆平和展が開催されている。(8日まで)ぜひご覧いただきたい。