医療(ER)、産学官連携の生涯学習施設、商店街活性化の拠点施設、平和教育・・・沖縄視察

10年05月21日 | とし子からの手紙

沖縄へ行ってきた。収穫いっぱいの視察だった。

沖縄は経済環境は厳しい。その中で、様々な挑戦がされている。新エネルギーを産業化して産業をつくり雇用につなげる試み、IT産業で2000人雇用を実現した実践、そのための拠点施設を大学との協働で運営している。自治体の広域連携も面白い。

県立病院が5箇所あり、うち2箇所はER型救急を運営している。岡山出身のH医師は、5年の実践に確信をもっておられた。設計段階から中心となる医師の関与の必要性を強調されていた。沖縄県の医療の取り組みは、県立病院は精神科1つだけ・・・という岡山県とは大違いである。

途中、辺野古に立ち寄る。美しい大自然・・・!米軍基地が移設されると、間違いなく環境はとりかえしのつかない破壊となろう。「米軍基地はいらない」「基地に依存しないで自立した自治体をつくりたい」という沖縄県民の民意をあらためて肌に感じた。