沖縄県民の声・・・「県外、国外移設を!」「基地いらぬ!」

10年04月26日 | とし子からの手紙

超党派でのはじめての沖縄県民集会。9万人が集まり、心ひとつに「基地いらぬ!」と声をあげた。朝日新聞は、「知事は(県外移設を)明言せず」と見出しをつけた。「朝日」がなぜこういう見出しなのか納得しがたい・・・。

県民集会に、「県内移設派」の知事が出席した・・・ことが県民の力だ。県民の意思は、明確。「基地はいらない。沖縄にいらないものは、日本にいらない!」ということだ。この集会は、きっと歴史を動かすに違いない。

高校生が訴えた。「生活の中に基地があることを・・・・仕方がない・・・とあきらめていないか。基地問題にもう一度向き合って考えてほしい・・・」と。孫を肩車して、3世代で参加した多くの人たちの姿に、「本気」の大人の誇りを感じる。

その真剣な訴えに心を動かされない人はいないだろう。なぜ、この国に米軍基地があるのか・・・、必要なのか・・・を真剣に考えよう。私は、憲法9条を持つ国に、海兵隊が常駐する米軍基地は必要ない・・と思う。今だからこそ、「軍隊を持たない国」が意味を持つ。小さいけれど、「戦争放棄」を体現するキラリと光る日本をつくることこそ、日本のすすむべき道だと思う。戦争が終わったとき、その痛恨の経験を通して誕生した憲法の真価をいまこそ生かすときだ。

今年も5月3日の憲法記念日が近づいてきた。岡山では、経済同友会の終身幹事で「憲法9条を生かそう」と訴える品川正治さんの講演会が予定されている。再会を楽しみにしている。