国保料は料率は据え置き、高額所得者は限度額4万円の引き上げに

10年02月16日 | とし子からの手紙

払える保険料に・・・と値下げを求めてきた国保料。運営協議会が開かれ、料率はとりあえず変わらずだが、限度額が4万円引き上げになる。

所得200万円以下が78%・・という構成なので3%の約800万円以上の世帯以外は影響はない。それでも、「今」が高い国保料、一般会計からの繰り入れを政令市の平均的な水準に引き上げてでも下げる必要がある。共産党はそう提案してきた。

病気になれば、窓口負担が必要だ。懸命に保険料を払ったが、医療費が払えないという声は珍しくない。だから、いざというときのために民間保険に入って、月々のばかにならない保険料をまた増やす。すると、日々の暮らしがやっていけない・・・・。こんな人は少なくないのではないか・・・。

国保制度は、公的保険制度。命を支える大切な制度だ。政令市でせめて平均ぐらいの水準に下げて、所得の少ない世帯は減免制度をつくり、とにかく保険料を払ってもらい、病院にかかれるようにすることは、行政の役割だと私は思う。

今、「国保制度再生へむけて・・」の政策パンフを策定中である。年度内に発行予定。