民主党よ、なぜ庶民増税か!?

09年12月23日 | とし子からの手紙

政府が税制大綱を出した。びっくりである・・・。なぜ、庶民増税なのか。

注目の大企業や大金持ちの増税どころか、それらへの優遇税制はすべて維持された。

たとえば、株の配当金などで儲けた収入へかかる税率は、10%を維持・・・貯金の利子などにかかる税率は20%だから、約半分だ。トヨタの社長さんは自社株1株あたり100円の配当金で、4億5700万円の配当をうけるが、それにかかる税金は本来9140万円のところを、4570万円ですむという。

大企業向けで、研究開発減税というのがある。上位2社はトヨタとキャノンだとか・・・。

研究開発にかかるお金の8?10%を減税する制度だそうな・・・。推定だが、トヨタは822億円、キャノンは330億円の減税である。

あれほど財源がない・・・と事業仕分けをして騒いでいた民主党がなぜここに・・・つまり、行過ぎた大金持ちや大企業減税に手をつけないのか、いやつけれないのか・・・。

あらためて思い出すのである。大企業=経団連からの要求書のことだ。企業献金をうけとりながら大企業へのメスは入れられない。民主党の限界が見えてくる。

しかし、この不況のもとで、庶民増税はないではないか!!いったい何のために政権を変えたのか!?という庶民の叫びが聞こえる。

この国の変えなければならない政治の大きな2つは、行過ぎた大企業や大金持ち優遇とアメリカにいいたいことすらいえない外交のあり方である。

ここを変えれたら、財源は出てくる。間違いなく・・・!!変えれる体質をもつ政党は、企業・団体献金を受け取らず、税金で政党活動をまかなっていない政党だけだ。

日本共産党が大きくなれば、政冶は変えられる!!