介護ウェーブ(二宮厚美教授)、教育講演会(尾木直樹教授)へ

09年11月2日 | とし子からの手紙

dscn0688.JPG10月31日は、介護ウェーブと県社保協総会。二宮厚美教授(神戸大学)が、「鳩山政権と社会保障」のテーマで講演。

これからの10ヶ月間、鳩山政権をしっかり活用して国民の暮らしを守るしくみを運動の力でつくろう!今の政権は、「利用可能」な政権だ。でも、国民に見える「上半身」と国民に見えない「下半身」を持つ民主党は、いつかそのねじれに苦しむ時が来る。国民は、運動の力でコントロールし、道を導き、軌道修正しなければならない。「民主党は、かつては巨人の2軍だった。それが、政策を書き換えて別の球団を作った。だから、一軍になれた。しかし、それは同じ関東のチームであって、阪神ではない・・・・」との「独特」のたとえは、まさに二宮流である。しかし、的確な情勢認識で、今やるべきことを確信する元気のでる講演会だった。

もうひとつ、「インターネット時代とこどもたち」をテーマにした尾木直樹教授(法政大学)の講演会も盛況だった。dscn0694.JPG

私は会場の「花」を担当。はじめてお会いした尾木先生はイメージが違っていた。教育評論家・・・という固いイメージではない。語り口調が「漫談」のごとく軽妙である。

ネット社会で、携帯を誰もが手にする時代・・・、でも「その意味」を解かっていないのに世界と繋がり「命の危険」すらある。責任をもてないならもってはいけない・・・との指摘にうなずく。

「生きずらい社会」がインターネット依存症を生み出している・・・。ありのままを受け止めてもらえ、会話のある楽しい社会や家庭があれば「依存症」にはならない。教育を大切にする日本を!!とこの国の世界には通用しない「異常」の中身を告発された。

新しい出会いに感謝である。