DV防止サポートシステムをつなぐ会・岡山が第9回総会
DV被害者の支援と防止のしくみをつくろうとがんばっている「会」が9回目の総会と記念行事としての「性暴力の実態を知ろう」という報告会を実施した。
県警のストーカー対策室の高槻氏とこどもへの性暴力被害の影響などについて研究している鈴井教授がリアルな数字で報告。あらためて数の多さと影響の深刻さ、防止について学んだ。
しかし、数字は氷山の一角だ。まだまだ表に出てない「苦しみ」が多くあるはず・・・。被害者は圧倒的に女性で、加害者は圧倒的に女性・・・しかも14歳以下が多い。ジェンダーの土壌がこの現実の底にある。
「会」は、DVだけでなくあらゆる性暴力をなくそうと性暴力禁止法の制定をめざす運動に取り組みはじめている。
被害者支援のためには、被害にあった直後から専門家がチームで心身をサポートする仕組みをつくらなければならない。私も微力を尽くしたいと思っている。