建設委員会継続中・・・岡山市はホテルのオーナー

09年03月14日 | とし子からの手紙

建設委員会が継続中だ。3日目は月曜日に開催する。税金の使い方について、はたまた構成な行政執行について議論している。

駅西口の「全日空ホテル」は岡山市が持っていて、株式会社が運営し、賃貸料を市に払っているのを覚えておいでだろうか。

本来は西口再開発で、大成建設が建設と保留床の処分に責任をもつはずだった。ところが、市がNHKを誘致し、デジタルミュージアムを入れて「応援」したにもかかわらず、最後の最後にホテルを経営していた会社が「買わない」といった。抗議することもなく市長は、「では市が買います」といって、24億円で買ったのだ。国のみならず、市もゼネコンにはあまい・・・。共産党はこのような事業手法やホテルを税金で買うことに反対してきた。

業者は買わずに借りたほうがいいに決まっている。しかし、そんな「わがまま」がゆるされるだろうか・・・。当時の萩原市長は市民の税金でホテルを買い、かくして市は今ホテルの「オーナー」である。でも市民に割引もなければ優先利用もないけれど・・・。全日空ホテルの売り上げは割安のホテルの進出もあり、落ちている。このままで月日がたてば、税金の持ち出しがかさむことになる時期がくる。

今の建設委員会は24億円の原価われでの売却はしてはならないと全会一致で指摘している。大成建設の無責任さを市民が背負わなければならないのは理不尽だ。萩原時代の重い荷物があちこちに残っている。