雇用対策の補正予算がない?

09年01月13日 | とし子からの手紙

議会運営委員会があった。16日の臨時議会の補正予算が提案された。緊急経済・雇用対策本部の設置を受けての予算だというが、雇用関係の予算がない。公共事業をつくるための単独公共事業費が中心である。

これほど社会問題になっている「派遣ぎり」対策は、住宅の確保と称して北長瀬のみずほ住座の当面5戸。しかし、風呂がない・・・?6ヶ月の緊急措置といいながら、14万円はかかる風呂を自分で・・というのはどういう神経か・・。

それこそ補正予算を組めばいいではないか。10戸ぶんでも140万円だ。風呂も駐車場もない住宅が緊急措置か。私は、市長の人権感覚を疑っている。

対策本部の事務局はどこか・・と聞いて驚いた。こども福祉課だというのだ。私は、当然経済局の総務課だろうと思って電話をしたところ違うという。「うそー!!」と声を上げていた。この感覚が「民間社長」の感覚なのか・・・。行政としてはかなり常識がずれていて、恥ずかしいと思う。

「こども福祉課」の名刺を出して「雇用対策」を進めている政令市は他にはみられない。

16日の臨時議会で、私は質疑で登壇する予定である。実態をふまえた雇用対策を求めたい。