「介護疲れ殺人」が岡山市で・・・

09年01月9日 | とし子からの手紙

今日の新聞各社が「介護疲れで殺人か・・」というつらいニュースを報じた。岡山市でのことだ。私はショックを受けている。

94歳の母親を68歳の息子とその妻(70歳)が10年に及ぶ介護をしていたという・・・。老老介護である。介護保険制度ができたとき、介護の社会化がいわれて、老老介護の負担軽減が言われたはずだった。なぜこのような事件が起こったのか・・を真剣に受け止め、考えなければならない。

我が家族は17年前に亡くなった義父の23年8ヶ月の在宅介護の経験をもっている。介護保険制度もなかったころのことだ。この経験をもとに、これからの介護システムはどうあるべきか・・を私は真剣に考え提言を続けてきた。

あらためて、岡山市の介護システムを点検しよう。この事件は決して人事にあらず・・。介護疲れでこどもが親を殺すことなどあってはならないのだから・・・。