「夏の雲を忘れない」を09年夏に岡山で上演しよう

08年10月19日 | とし子からの手紙

「この子たちの夏」の朗読劇を鑑賞した人は多いと思う。様々な事情で、地人会が解散し、昨年から18人の女優たちによる「夏の会」として、「夏の雲を忘れない」という新しい作品の上演が始まった。昨年は、26箇所で公演。盛況である。

dscn0152.JPG台本も女優さんたちが書き、どうしても継続したかったという思いを、渡辺美佐子さんが語った。

「日本は世界で唯一の被爆国だ。その夏のことを忘れてはならない。こどもたちの最後の叫びを伝えたい。」

12歳で終戦を迎えたという渡辺さんには、原爆で跡形もなく消えた同級生の「みずながたつお君」の思い出があるという。生きている自分は「なにかしなければ・・・」という強い思いに動かされているという。

来年の夏、岡山公演をぜひ実現したい。

10月18日、「夏の会」とともに歩む会・岡山が発足した。