保育園への「契約制度」を許さない・・・署名運動

08年10月17日 | とし子からの手紙

高齢者、障害者の福祉に導入された「契約制度」は、国と自治体の責任を事業者と利用者に転嫁した。

とにかく社会保障費を削減しようとする・・・つまり予算は減らしていく政治の中で、利用者と事業者は苦しんでいる。介護現場は、介護者不足で労働環境は劣悪になり、やりがいはあっても生活してゆけないと担い手が去っていく。

さて、今度はこどもたちにその矛先が向けられてきた。今年度中に、国は方向をだすという。「新待機児ゼロ作戦」は、全国で5万人の待機児に対し、100万分を増やすとぶちあげた。でも、予算はへらす・・・。

数字があわない・・・。つまり、もっと多くの女性を不安定雇用で働かせ、お金をかけずにひどい条件の「託児所」にこどもをあずけさせ、利用料を払え・・・というのか。

高齢者福祉と同様に、保育士の条件はますますひどくなり、お金のあるなしで必要な保育が受けられなくなる状況が生まれることになる。

断じて許すことは出来ない。

市議会では、公明党の議員が「子供保険」の導入を口にしている。彼らには反省の姿勢は見られない。

おかしい!!と思ったら、行動しよう。今、全国で「公的保育を守ろう」の署名運動ご始まっている。みんなで力を合わせて、こどもの笑顔を守ろう。

若いママさんたちと語り合う機会を、私は大切にしたいと思う。いい機会をありがとうございました。